【楽山市(中国)2015年9月29日PR Newswire=共同通信JBN】「観光交易と開放合作-シルクロード経済ベルトの再活性化」をテーマとする国際博覧会(エクスポ)が2015年9月25日午前、四川省楽山市の峨眉山市(県級市)で開幕した。
このエクスポでは、「観光商品・サービスの商談」「交流と合作(協力)」「展示・宣伝」のプラットフォーム機能がほぼ完全の域に達した。同エクスポは「バイヤーが交渉のテーブルについて一対一で交渉し、売り手側と面対する」ことを原則とし、44の国・地域から429の実績のあるバイヤーが集まった。34カ国、3国際観光組織、親しい関係にある国内12省、さらに大手旅行企業がメーンホールにブースを設けた。「峨眉山国際サミット討論会」「四川省推奨の観光ルートの体験ツアー」「省内での主要観光プログラムの推奨と成約」のイベントが並行開催された。
魏宏四川省党副書記兼省長が四川省人民政府を代表して、全ての参加者に温かい歓迎のあいさつを行い、「私たちは相互発展のため、内外の取引相手との交流と協力の輪をさらに広げることを希望する」と述べた。
国家観光局の李世宏副局長は「今エクスポがこれまでの開催を凌駕して改革発展の実を挙げるのは確実である」と述べ、他方、太平洋アジア観光協会(PATA)のケビン・B・マーフィー会長は「中国と四川省、楽山市を目的地とする観光事業の発展には大きな潜在力があり、しかも、さらに多くの知られざる観光適地が開発される予定である」とコメントした。
この間、国連世界観光機関(UNWTO)の祝善忠常務理事は、成都市が2017年に予定されるUNWTO第22回総会の会場となる機会を与えられたことを公表し、これが中国にとって世界中の旅行業各社との協力を拡大し、グローバルな経済発展と文化交流を推進する好機となるだろうと述べた。
ソース:Tourism Administration of Sichuan Province