【シンガポール2015年7月1日PRN】
*セーバーはアジア太平洋の大手GDS買収で世界成長を加速
セーバー(Sabre Corporation、http://www.sabre.com/ 、NASDAQ:SABR)は1日、アジア太平洋地域の大手GDS(航空券など旅行関連の予約・発券システム)会社Abacus International(https://www.abacus.com.sg/ )の買収を完了したと発表した。
セーバーのトム・クライン社長兼最高経営責任者(CEO)は「Abacusの買収は、急成長するアジア太平洋地域でのセーバーの先行的地位をさらに強化する。セーバーは当社の世界規模の強力な技術基盤による能力とAbacusの地域市場に根付いた専門知識を統合することで、アジア太平洋の航空会社、ホスピタリティー会社、旅行会社の顧客に、今までになかった技術革新やサービスの選択肢を提供することが可能となる。またアジア太平洋での成長と拡大を目指す世界に顧客にとっても、当社は理想的なテクノロジーパートナーになれる」と語った。
Abacusはアジア太平洋59市場の10万を超える旅行会社にサービスしている。また世界や同地域の航空会社やホテルと独自の関係を持ち、それには格安航空会社や中国の航空会社との関係も含まれる。
セーバーはこれまでAbacusの35%株式を保有していたが、残りの株式を4億1100万ドルの現金で取得する。
さらに買収に伴ってセーバーは、Abacusと以前共有していたアジアの航空会社11社との長期サービス契約を新しく結んだ。
買収には関連した運転資金の調整やキャッシュが含まれるが、買収資金は手元資金と70億ドルのリボルビング借り入れで賄う。
セーバーは同時に、Abacusの国別子会社であるAbacus Distribution Systems (Hong Kong)を傘下に置く契約に調印した。
セーバーの経営陣はAbacus買収に関連して業績見通しを手直しし、2015年8月4日(火曜日)に予定している決算についての電話会議で公表する。
▽セーバーについて
セーバー(Sabre Corporation)は世界の旅行ツーリズム業界の大手テクノロジープロバイダー。セーバーのソフトウエアやデータ、モバイル、ディストリビューションのソリューションは、数百の航空会社と数千のホテルが乗客・宿泊客の予約、収益管理、フライト・ネットワーク・乗務員管理など重要業務の処理に使用している。セーバーは世界の主要旅行市場を運営し、年間1100億ドルを超える旅行支出を処理している。本社は米テキサス州サウスレイクに置き、世界の約60カ国で操業している。
▽ウェブサイト情報
わが社は定期的に、投資家にとって重要な情報をウェブサイト(www.sabre.com )の投資家向けのページに掲載している。このウェブサイトは非公開の重要な情報を公開し、レギュレーションFDに基づく情報公開規則を順守する手段に使っている。従って投資家はプレスリリースや米証券取引委員会(SEC)提出文書、公開電話会見、プレゼンテーション、ウェブキャストに加えて、わが社のウェブサイトの投資家向けのページを参照することが望ましい。ウェブサイトに含まれ、またそれを通してアクセスできるかもしれない情報は、この文書で言及することに盛り込まれていないか、その一部でないことがある。
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ソース:Abacus International