【深セン(中国)2015年6月20日PRN=共同通信JBN】TCL Multimedia Technology Holdings LimitedとIMAX Corporationの合弁企業TCL-IMAXは6月17日中国の上海で記者会見を開き、IMAX Private Theatre Palais(TM)の発売を発表した。この製品はTCL Corporation(TCL集団)にとって、GoLive Synchronous Cinemaの発売に続き、ホームシアター市場のもう1つの重要な製品となる。
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Plais(TM)は、TCL-IMAXが2年かけて共同研究開発した最初の製品である。同社は2013年、ロサンゼルスのIMAX本社に設立され、高級ホームシアター・システムの開発、設計、製造を目的としている。
TCL Corporationのトムソン李東生会長兼最高経営責任者(CEO)によると、IMAX Private Theatre Palais(TM)は、TCLが誇るハードウエアおよびソフトウエアの能力とIMAXの最先端ビデオ・オーディオ技術を一体化したものである。会長は「ユーザーは特注のホームシアター・コンテンツを楽しむとともに、最高の設備メンテナンス・サービスを受けることができる」と語った。
IMAXのリチャード・ゲルフォンドCEOは「Palais(TM)は最初のワンストップ・ホームシアター・ソリューションで、家庭に最先端のIMAX技術を導入する。Palais(TM)は1つのソースから、世界初の完全ターンキー・ホームシアター・システムの不可欠な要素としてIMAXが保有するクラス最高のプロジェクションおよびサウンド技術を提供する」と語った。トムソン李東生会長は記者会見で、IMAXが世界をリードする尊敬されるオーディオビジュアル・ソリューション・プロバイダーであると評した。会長は、TCLとIMAXの提携は高級オーディオビジュアル効果を求めるユーザーが経験したことがないエンターテインメント体験を提供すると確信していると語った。また、リチャード・ゲルフォンドCEOはTCLが世界のエンターテインメント技術産業で最も急成長している企業であると指摘、B2Cの消費家電製品分野におけるその強力な製造能力、広範な流通網、豊かなマーケティング体験がIMAX Private Theatre Palais(TM)を確実に支えることに役立つと語った。
Palais(TM)は、ホーム・ムービーシアターにおけるTCL Corporationの最初の製品ではない。TCLは5月、同社の子会社GoLive TV Tech Co., Ltdを支援して、中国全国レベルの公共福祉を目指す科学研究機関China Research Institute of Film Science & TechnologyとともにパイロットプログラムSynchronous Cinemaを発売した。一般の人々を対象とするGoLive Synchronous Cinemaと比較すると、TCL-IMAXのPalais(TM)はハイエンドユーザーを対象とする最高級のプライベートシアター・システムである。TCLはGoLive Synchronous CinemaとIMAX Private Theatre Palais(TM)を発売することで、一般とハイエンドの両セグメントを全面的にカバーすることが可能となる。
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ソース:TCL Corporation