バルセロナ(スペイン), 2015年3月4日 【PRN】 MediaTek Cloud Sandbox(MCS)は、開発者にプロトタイプ段階のデバイスデータをホスティングする補完的クラウドサービスを提供することでデバイスのプロトタイプ作成を促進する
メディアテック・ラボ(MediaTek Labs)は2日、設計者がインターネット・オブ・シングス(IoT)向けに自分のアイデアを実現する支援用として新たにCloud Sandboxデータ・プラットフォームが利用可能になったと発表した。世界のメディアテック・ラボ登録済み会員が無料で使用できるこの新サービスは、プロトタイプ段階のウエアラブルとIoTデバイスのデータを手軽に保存しアクセスできるようになっている。
メディアテック・ラボのバイスプレジデント、マーク・ナデル氏は「メディアテックは、ウエアラブルやIoTデバイスのプロトタイプ作成をしている開発者とメーカーにサービスを提供するうえで、クラウドベースのIoTプラットフォームとプレーグラウンドが重要なことを認識している。メディアテック・ラボが提供するこの補完サービスによって、IoT開発者は自分のウェブサーバー立ち上げや第3者クラウド・プラットフォーム・サービスの利用が必要なくなる。それに代わって彼らはIoTデバイスのプロトタイプ作成、価値命題、ソリューションの概念化からプロトタイプ作成、コンセプトの実証までの時間短縮に集中できるようになる」と語った。
デバイス作成の初期段階にある開発者にとってかなり難問となるのは、大量のデータ管理だけではなく、データを手軽に視覚化し協力者にプロトタイプをデモ表示することである。MediaTek Cloud Sandbox(MCS)は以下のような貴重な機能でこの問題解決の手助けをする。
MediaTek Cloud Sandbox(MCS)はモバイル・ワールド・コングレス(MWC)のホール6,6E21スタンドで展示され、以下の3つのデモが行われる。
LinkIT(TM)ONE開発ボード採用
2.Weather Station:LinkIt ONE開発ボードを採用しリアルタイムで温度、湿度、気圧データを収集しMCSに送信、ファンをMCSやMCS付属のモバイル・アプリからコントロール可能。
3.MediaTek LinkIT Connect 7681のデモ:LinkIT Connect 7681開発ボードを採用し、付属するモバイル・アプリでLEDのカラーコントロールをリアルタイムでデモ
メディアテック・ラボは2014年9月に発足しSDK、HDKを開発者、メーカー、サービスプロバイダーに提供し続けおり、同様に技術上、ビジネス上のサポートも提供している。MediaTek Cloud Sandboxの詳細などはhttp://labs.mediatek.com/mcs を参照。
▽メディアテック社(MediaTek Inc.)について
メディアテックは、ファブレス半導体企業の先駆者であり、ワイヤレス・コミュニケーションおよびコネクティビティー、HDTV、DVD、ブルーレイ向けの最先端SoCにおける市場のリーダーである。モバイル機器向けでは、LTEモデムを搭載した世界で初めて8コアの同時駆動を実現したTrue Octa-core(TM)スマートフォン・プラットフォームをリリース。同製品は、CorePilot(TM)技術を搭載し、複数のコアを抱えたプロセッサーの能力をフルに引き出すことが可能となっている。また、MediaTek Labs(TM)を通じてウエアラブル機器向けに世界規模のエコシステムを提供している。同サービスでデバイスの製造、アプリケーション開発、当社提供製品に関連した数々のサービスを提供している。選ばれた人ではなく一般向けのテクノロジーを活用することで、あらゆる人がEveryday Genius(R)になれると確信している。メディアテック(TSE:2454)は台湾に本拠を構え、世界各国に拠点を持っている。詳細はwww.mediatek.comを参照
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