60名を超える著名な哲学者・思想家がリヤドを代表する知的プラットフォームに参加し、「哲学と生活の質:存在、真実、善」を探求
リヤド(サウジアラビア), 2024年12月4日 /PRNewswire/ -- 2024年リヤド国際哲学会議(Riyadh International Philosophy Conference)が、4回目となる最大規模の開催に向けて準備を進めています。同会議は、2024年12月5日から7日までリヤドのキング・ファハド国立図書館で開催されます。今年のテーマ「哲学と生活の質:存在、真実、善」は、哲学的思考がいかに人間の幸福を高め、社会の発展を促進するかに光を当てたものです。
文化省傘下の文学・出版・翻訳委員会が主催するこの会議は、サウジ・ビジョン2030(Saudi Vision 2030)の重要な取り組みです。心、魂、身体、宗教、科学など多様な視点から現代の哲学的問題を取り上げることで、リヤドを知的対話の世界的拠点として位置づける上で極めて重要な役割を果たします。
この会議では、基調講演、パネル・ディスカッション、対話型ワークショップなど、ダイナミックなアジェンダが用意されています。宗教と科学の哲学、健康と美の哲学的側面、社会における倫理的問題など、さまざまなトピックで議論を行い、包括的で豊かな知的体験を参加者に提供する予定です。
文学・出版・翻訳委員会のCEOであるMohammed bin Hasan Alwan博士は、このイベントの戦略的意義を強調し、次のように述べました:「リヤド国際哲学会議は、地域レベルでも世界レベルでも哲学的対話を推進するサウジアラビアのリーダーシップを反映した重要なプラットフォームです。今年のテーマは、生活の質を向上させ、国境を越えた知的協力を促進するというサウジアラビアの広範なビジョンと密接に一致しています。」
会議には、世界中から60人を超える著名な哲学者や思想家が参加する予定です。その中には、Fausto Fraisopi博士、Robert Lambert Bernasconi教授、Abdulaziz Barghouthi博士、Abdelrahim Dekkoun博士、Nermine Ezzeldin博士などの著名人も含まれています。
今年の目玉は、ニュー・フィロソファー(New Philosopher)やザ・スクール・オブ・ライフ(The School of Life)といった著名な国際組織とのパートナーシップの確立です。いずれもサウジアラビアでは初のお目見えとなります。このような協力関係は、哲学思想の発展を支援する世界的なイベントとしての会議の地位をさらに強固なものにしています。
この会議では、サウジアラビアの生活の質プログラム(Quality of Life Program)の一環として、生活の質を高める上で哲学が果たす役割にも光が当てられます。この取り組みは、社会の繁栄のための重要な柱である徳、正義、幸福、自由についての理解を深めることを目的とする哲学の原則に沿ったものです。
2024年リヤド国際哲学会議は、中東最大の哲学イベントであるだけでなく、世界の知的・文化的景観を豊かにするという王国の献身の象徴でもあります。世界中から一流の学者、思想家、学生を集めることで、この会議は、知的リーダーシップと哲学的対話の道標としてのリヤドの評判を高めています。
詳細と登録については、会議のウェブページをご覧ください。