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37Gamesが有名日本の格闘ゲームBlazblueの知的財産権を取得

37Games
2015-02-13 07:13 1791

【広州(中国)2015年2月10日PRN=共同通信JBN】

*37Gamesが有名な日本の格闘ゲームBlazblueの知的財産権を取得

*古きを再び新しさに。Blazblueに大胆なアプローチ

ゲームデベロッパーが外国企業から知的財産権を取得する際に選ぶ方法に、中国では2つの流れがある。最初の選択肢は、単純にゲームのキャラクターやストーリーを立てて、既存のゲームエンジンにうまく組み入れる方法だ。今あるゲームの枠組みを使うことは、デベロッパーにとってはコストが抑えられ、全く新しいゲームのエンジンやデザインを採用するより、はるかにリスクが少ない。プレーヤーはゲームの仕組みに違和感がないので、基本的にゲームの表向きを変えて、違ったストーリーを展開することになる。

一部のデベロッパーが採用しているもっとリスクのある方法は、ゲームの知的財産権を取得し、はじめから全く新しいゲームを開発することだ。「BlazBlue(ブレイブルー)」シリーズのプロデューサー、森利道(もりとしみち)氏はインタビューで、この方法には大きな成果と大きなリスクの両面があると述べている。

モバイル市場向けの日本型格闘ゲームBlazBlueは、知的財産権を取得して、根本から制作したゲームの最新例だ。このゲームの知的財産権を持つアークシステムワークスに、モバイル・ゲーム・デベロッパーの91Actが接触し、3カ月の交渉を経て、BlazBlueの知的財産権を取得した。

91Actはこのゲームの権利を最終的に獲得した後、37Gamesとの合意にこぎ着けた。今のところこのリスキーな手法は成果を上げているようだ。BlazBlueはBaidu Mobile Gamesによって「最も期待されるゲーム」に選ばれた。有名人からも関心を集めている。2人の有名人が対戦を約束した。勝者が指定する気恥ずかしい衣装を敗者が身にまとうという条件だ。

中国が世界最大のエンターテインメント市場に向かう中、有望なデベロッパーやパブリッシャーと知的財産権を共有しようとする外国企業にとって、未来は明るいようだ。中国のオンラインユーザー数は今後数年間で過去の記録を破ることが有望視される。誰もが仲間に加わろうとしている。

ソース: 37Games

ソース: 37Games