マナマ(バーレーン), 2024年11月5日 /PRNewswire/ -- Bahrain Economic Development Board(バーレーン経済開発委員会、略称EDB)が主催するGateway Gulf 2024で、Aluminium Bahrain B.S.C.(アルバ)と株式会社大紀アルミニウム工業所が、合弁事業「Alba-Daiki Sustainable Solutions(ADSS)」を立ち上げる意向を発表し、両社の戦略的パートナーシップを再確認しました。 この合弁事業により、持続可能な最先端のアルミニウム・ドロス加工施設がバーレーン王国に建設されます。
フォーラムで行われたこの発表は、経済の多様化と環境の持続可能性に対するバーレーンの真摯な姿勢を裏付けるものです。アルバは(JV)の株式の70%、大紀は30%を保有します。両社は、2026年9月までに事業を開始することを目指しています。この取り組みは、同地域の環境管理と技術の進歩における重要なマイルストーンとなります。
今回のフォーラムには、アルバの取締役会議長であるKhalid Al Rumaihi氏、アルバのCEOであるAli Al Baqali氏、株式会社大紀アルミニウム工業所の代表取締役会長である山本隆章氏が出席しました。
持続可能開発大臣兼バーレーン経済開発委員会最高経営責任者のNoor bint Ali Alkhulaif氏は次のように述べています。「アルバと大紀アルミニウムの戦略的同盟は、グローバルな投資拠点としてのバーレーンの魅力の高まりを裏付けるものです。今回の提携は、バーレーン王国の高度なインフラストラクチャ、イノベーションを受け入れやすい政策、才能のある労働力が、変革的なプロジェクトをどのように惹き付けているかを示しています。これは、持続可能な経済的多様化に対する私たちの取り組み、そしてバーレーン王国の長期的な繁栄を牽引する国際的なパートナーシップを育む私たちの能力を明確に実証するものです。」
Khalid Al Rumaihi氏は次のように述べています。「大紀アルミニウムとの今回のパートナーシップは、アルバの歴史とバーレーンの産業環境におけるきわめて画期的な出来事です。双方の強みを組み合わせることで、運用効率を高めるだけでなく、湾岸地域における持続可能なアルミニウム生産の基準を引き上げることができます。このベンチャーは、イノベーションと環境管理に対するバーレーンの取り組みに完璧に沿って、経済的多様化をリードするバーレーンの地位を強化します。この提携は、双方の関係者にとって大きな価値を生み出し、バーレーン王国の持続可能な開発目標に大きく貢献すると確信しています。」
山本隆章氏は次のように述べています。「アルバとの提携は、持続可能な産業の進展における非常に画期的な出来事であり、Gateway Gulf 2024で紹介されたビジョンにも沿っています。GCC地域が、2030年までに3兆米ドルのGDPを目指している現在、今回のパートナーシップは、ターゲットを絞り込んだ投資が、経済成長と環境保護の両方をどのように促進するかを証明するものになります。アルバの世界クラスの事業展開に加え、アルミニウムのリサイクルに関して1世紀にも及ぶ当社の専門知識を活用することで、私たちは、生産プロセスの効率化だけでなく、84%にも上るバーレーンの非石油GDPにも貢献しています。」
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2547598/Bahrain_Alba_and_DiK.jpg?p=medium600