【広州(中国)2012年8月23日】広州軍区広州総合病院は同病院の胸痛センターがAmerican Society of Chest Pain Centers(米国胸痛センター協会、ASCPC)から認定を与えられたと発表した。
ASCPCのジョセフ・リー・ガービー教授は「病院のプロセスに関するしっかりした申請文書を審査し、病院の各部門を視察して、包括的な胸痛センターを確立するために達成された実績と胸痛救急プロセスで開発され、使用されている先進的な遠隔医療システムに大変強い印象を受けた。このためわれわれはこの軍病院の胸痛センターを認定胸痛センターとして公式に認める。この病院は市、省、中国全土でリーダーシップを示しており、この認定を獲得した初の中国軍病院である」と語っている。
広州軍区広州総合病院は2011年3月27日、中国初の地域的な軍民共同の胸痛救急ネットワークが設立されたという記念碑的な発表を行った。このネットワークは広州軍区広州総合病院が運営する胸痛救急センター、広州民間救急センター(120)、28の地域民間病院、広州とその周辺の共同体健康サービスセンターで構成されている。
胸痛センターの医療ディレクターであるディンチェン・シアン教授は「われわれは中国の胸痛救急プロセスの臨床経路を歴史的に書き直した。胸痛の入院前救急時間を平均で30分と劇的に短縮し、国際標準が90分のドアからバルーンオープンまでの最低時間(D2B)を1つの症例で21分に、月間平均の最低D2B時間を42分に、年間平均のD2B時間を72分に短縮する実績を達成した。2011年4月1日から2012年3月31日までに754人のACS患者を治療し、成功率は98%だった」と述べている。
胸痛センターの管理ディレクターであるウェイイ・チン教授は「胸痛救急ネットワークの調整はIVT社のmHealthシステムを使って行われている。各サイトの重要な兆候は12リードのECGモニター、血圧計、オキシメーター、血糖値計で収集され、3Gネットワークによりリアルタイムでオンラインのパーソナル・E-ヘルスレコードに送られ、そこで情報は胸痛救急ネットワークのすべての関係者に共有される」と語っている。
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ソース:IVT Corporation