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ファーウェイがBlack Lotusと提携 向上したDDoS防御を提供

Black Lotus
2014-12-13 01:53 1321

【北京2014年12月10日PRN=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)は10日、分散型サービス拒否(DDoS)防御サービスの大手プロバイダーBlack Lotusとの間で覚書(MoU)に調印し、新たなDDoS攻撃タイプに対処する専門的かつ効率的なDDoS防御製品およびサービスをエンタープライズに提供する。今回の提携はサイバー防衛技術およびそのマーケティングの研究開発に焦点を合わせる。

Black Lotusのランンク・イプ副社長(マーケティング・事業開発担当)は「当社のHybrid DDoS軽減サービスはBlack LotusのスケーラブルなクラウドベースDDoS軽減防御技術とファーウェイの業務用DDoS防御装置とを組み合わせ、当社の顧客があらゆる規模のマルチベクター攻撃に対して防御することを保証する」と語った。

ファーウェイのリュウ・リーチュー副社長(スイッチ&エンタープライズ通信製品ライン担当)は「ファーウェイは、中国のTencentやAlibabaなど大手クラウド・サービス・プロバイダー(CSP)、およびオランダのインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)のNBIPによって展開されてきた高度なセキュリティー製品およびソリューションを提供する。ファーウェイはBlack Lotusとともに、今後もセキュアなサイバー環境を引き続き構築し、脅威に対して即時に反応できる準備を高めるために企業に対し優れたDDoS防御製品を提供していく」と語った。

DDoS攻撃トラフィックは増え続けているが、アプリケーション攻撃やクラウドベースのサイバークライム・アズ・ア・サービス(Cybercrime-as-a-Service、CaaS)も次第にまん延してきた。この増加するDDoS攻撃を軽減する企業の取り組みを支援するため、両社は今回の提携によってファーウェイの業界トップのDDoS製品および専門技術とBlack Lotusの専門的なDDoSサービスを一体化する。ファーウェイのDDoS製品は業界最高の性能を提供し、同社のDDoS防御ソリューションは世界規模の能動的ボットネット・データベースとIPレピュテーション・データベースを含んでいる。ボットネットはDDoS攻撃の震源となっているので、このデータベースは極めて重要である。Black Lotusは高度なDDoS防御サービス能力によって、ファーウェイのソリューションを補完する。

ファーウェイとBlack Lotusは、西欧地域に当初は専念し、その後南太平洋および北米市場に拡大する市場開発計画に共同して取り組む。両社は現在、Black Lotusのアムステルダム・スクラビング・センターの機能拡大に一緒に取り組み、欧州のISPや小規模・中規模の企業がますます激しさを増すDDoS攻撃の挑戦に対抗することを支援する。Balck Lotusはオーストラリアおよびアジア太平洋地域の国々にもDDoSスクラビング・センターを構築する計画である。さらに、両社はMoUの一環として、新種のDDoS攻撃について研究を進め、世界規模のDDoS攻撃トレンドに関する合同報告書を公開する予定。

ファーウェイとBlack Lotusの両社は、このクラスで世界最高の脅威に対する緊急対応サービスを提供することで、DDoS攻撃の増加に対する企業の軽減取り組みを支援する。

▽ファーウェイ(Huawei)について

ファーウェイは通信を通じて生活を充実させるビジョンを掲げ、世界をリードする情報通信技術(ICT)ソリューション・プロバイダーである。ファーウェイは消費者中心のイノベーションとオープンなパートナーシップを通じて、エンドツーエンドのICTソリューションを構築し、通信会社および企業のネットワーク、デバイス、クラウドコンピューティングで顧客の競争上の優位性を確立した。

詳細についてはファーウェイのウェブサイトwww.huawei.com を参照。

ソース:Huawei

ソース: Huawei
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