ルクセンブルグ、2024年5月28日 /PRNewswire/ -- Ferrero Groupは本日、第15回サステナビリティレポートを発表し、サステナビリティへの取組の進捗状況を発表しました。
バリューチェーン全体にポジティブな影響を与えるというFerrero Groupの長年のコミットメントに基づき、このレポートは、サステナビリティの主要な柱「環境保護」、「責任ある原料調達」、「責任ある消費の促進」、「人々の能力向上」において大きく前進していることを示しています。
「Ferrero Groupは、未来の世代のために自然を保護する上で、企業が果たす重要な役割を認識しています。具体的な取り組みを通じて、サステナビリティがフェレロの長期戦略に組み込まれていることを再確認しました。サステナビリティフレームワークの4つの柱は、すべての戦略的意思決定の指針となっています」と、Ferrero Group執行会長のGiovanni Ferreroは述べています。
「Ferreroが成長し、そのポートフォリオを多様化する中で、当社は、長期的なパートナーシップ、特に事業を展開し、原材料を調達している地域社会とのパートナーシップを大切にし続けています。当社は、前進を遂げ、セクターの社会的・環境的課題を進展させ、最終的に社会的価値を創造するために、パートナーシップの重要性を信じています。」
2022/23会計年度の最新のサステナビリティレポートでは、Ferreroが責任ある調達アプローチに基づき、主要原材料のサプライチェーン全体の透明性を高めることに引き続き注力していることが強調されています。ヘーゼルナッツのサプライチェーンにおいて、Ferreroは、持続可能な農業の実践を促進し、共有するために、農家、サプライヤー、機関、大学、研究センターとの継続的な取り組みにより、90%のトレーサビリティを達成しました(前年度2021/22年度の79%から大幅に増加)。
Ferreroはまた、現場のパートナーとの協力により、原料を調達する地域全体で、森林破壊などの複雑なサプライチェーンの課題への対処を支援してきました。例えば、カカオのトレーサビリティを2022/23年に93%まで高めるために、衛星マッピングを活用しています。Ferreroは、最先端技術に幅広く取り組むだけでなく、World Cocoa Foundation(WCF)やInternational Cocoa Initiative (ICI)の長年のメンバーでもあります。
また、児童労働や強制労働の背景にある原因への取り組みを加速させる上でも、協力体制は重要な役割を果たしています。FerreroはSave the Childrenとの提携を継続し、カカオの主な調達国のひとつであるコートジボワールのオー・サッサンドラ地域の65のコミュニティと協力し、18,000人以上に働きかけています。Ferreroはまた、パーム油とヘーゼルナッツのサプライチェーンにおいて、それぞれEarthworm FoundationとInternational Labour Organisation(ILO)と協力し、責任ある労働慣行を支援しています。
Ferrero Groupのサステナビリティ進捗報告書のその他のハイライトは以下の通り:
Ferreroの最新のサステナビリティレポートについては、こちら(英語)をご覧ください。
Ferrero Groupについて
Ferreroは1946年、イタリア・ピエモンテ州の小さな町アルバで菓子店としてスタートしました。現在では、170カ国以上で愛されるブランドを展開する、世界最大級のスイーツパッケージ食品会社となっています。Ferrero Groupは、Nutella®、Kinder®、Tic Tac®、Ferrero Rocher®をはじめとする愛され続ける製品で、世界中の人々に喜びをお届けしています。
約47,000人の従業員は、人々が人生の特別な瞬間を祝うお手伝いをすることに情熱を注いでいます。現在3代目となるFerrero Groupの企業文化は、品質と卓越性への献身、伝統、そして事業を営む地球と地域社会へのコミットメントに基づいています。
詳細は、www.ferrero.comをご覧ください