カブダで最初の551MWの太陽光発電容量が稼働し、全国送電網への供給を開始
編集者の要約:
アーメダバード(インド), 2024年2月15日 /PRNewswire/ -- インド最大の再生可能エネルギー(RE)企業で世界第2位の太陽光発電開発会社であるAdani Green Energy Limited(AGEL)は、グジャラート州カブダで551 MWの太陽光発電容量を稼働させ、全国送電網への電力供給を開始しました。
AGELは、道路や接続性を含む基本インフラストラクチャーの開発から始め、自立した社会エコシステムの構築に向けて、Kavda REパークの作業開始後12カ月以内にこのマイルストーンを達成しました。AGELはまた、カッチ湿地にある厳しく不毛な土地を、8000人超の従業員のために住みやすい環境に変えました。
AGELは、このREパークで30 GWの再生可能エネルギー容量を開発する計画です。計画された容量は今後5年以内に運用可能になる予定で、完成後のKavda REパークは、世界最大の再生可能エネルギー施設になります。
Kavda REパークからのエネルギーは、毎年1610万世帯への電力供給が可能です。大規模な再生可能プロジェクトの開発における実証済みの専門知識、堅牢なサプライチェーンネットワーク、および技術力を備えたAGELは、世界のクリーンエネルギー部門で他に例のないこの記録的なギガスケールのプラントを建設するのに最適な立場にあります。
この地域は、国内最高の風力と太陽光資源に恵まれ、ギガスケールのRE開発に理想的です。AGELはプラントの開発を加速するために広範な調査を実施し、複数の革新的なソリューションを導入しました(詳細については、付属文書-1をご覧ください)。その過程で、現地を優先した持続可能なサプライチェーンの開発をサポートしています。
Adani GroupのGautam Adani会長は次のように述べました。「Adani Green Energyは、太陽光と風力の世界で最も広範な再生可能エネルギーエコシステムの1つを構築しています。Kavda REプラントのような大胆で革新的なプロジェクトを通じて、AGELは引き続きより高い世界的なベンチマークを設定し、ギガスケールの再生可能エネルギープロジェクトの計画/実行の世界基準を書き換えていきます。このマイルストーンは、再生可能エネルギー容量500GWの2030年までの導入とカーボンニュートラルという野心的な目標に向けた、インドの公平なクリーンエネルギー移行の行程の加速におけるAdani Groupのコミットメントと主導的役割の証しとなるものです」
インドは、持続可能なエネルギーの未来に関する世界的な対話を形成しています。これに沿って、AGELは手頃な価格で信頼性の高いクリーンエネルギーへの移行を実現することに取り組んでいます。
▽Adani Green Energy Limitedについて
Adani Green Energy Limited(AGEL)は、インド最大かつ世界有数の再生可能エネルギー企業で、クリーンエネルギーへの移行を実現しています。AGELは、電力網に接続された実用規模の太陽光発電、風力発電、およびハイブリッド再生可能発電プラントを開発、所有および運営しています。AGELは、最大20.8ギガワット(GW)の確実な成長軌道を掲げ、現在12州にまたがるインド最大の9 GW超の再生可能エネルギーポートフォリオを運用しています。AGELは複数の画期的な再生可能エネルギー発電プラントを開発したことで高い評価を得ており、最新の開発は、ラジャスタン州ジャイサルメールにある2140メガワット(MW)の世界最大の風力太陽光ハイブリッド発電クラスターです。同社は、インドの脱炭素化目標に沿って、2030年までに45GWを達成するという目標を設定しました。AGELは、テクノロジーを活用して均等化発電原価(LCOE)を削減し、手頃な価格のクリーンエネルギーの大規模導入を実現することに注力しています。AGELの事業ポートフォリオは、「容量200 MW超のプラントのウォーター・ポジティブ」、「使い捨てプラスチック不使用」、「埋め立て廃棄物ゼロ」の認証を受けており、これは持続可能な成長を促進するという同社のコミットメントの証しです。
詳細については、www.adanigreenenergy.com をご覧ください。
付属文書-1
理想的なロケーション
グジャラート州カッチ地区に位置するカブダは、風力および太陽エネルギープロジェクトに有望な場所です。この地域は、最大2060 kWh/m 2の高い日射量があり、太陽エネルギー生成に最適です。また、インドで最大級の風力資源の利用可能性にも恵まれ、風速は最大8メートル/秒です。
用地の準備
過去5年間にわたり、Adani Greenは、地質工学調査、地震調査、遠心分離試験、資源評価調査、土地調査、環境および社会影響評価、環境および社会デューデリジェンス、詳細な実現可能性調査などの複数の調査を、このサイトの開発に着手する前に実施しました。AGELはカブダに革新的なソリューションを導入し、世界中のギガスケールREパークに拡張可能な青写真を提供します。たとえば、独特の土壌層に対処するために、AGELは地下に石柱を導入して土壌の強度を高めました。
同社は、インド最大の容量5.2 MWの陸上風力タービン発電機、両面受光型太陽光発電モジュール、および水平単軸追跡システムを導入しています。AI(人工知能)/ML(機械学習)統合を備えた最先端のEnergy Network Operation Centre(ENOC)プラットフォームを活用して、リアルタイムの自動監視を可能にします。
現地化と持続可能な開発に焦点
「Atmanirbhar Bharat(自立したインド)」のビジョンに沿い、AGELはクリーンエネルギーの生産だけでなく現地を優先した回復力のあるサプライチェーンの開発にも注力しており、WTG(風力タービン発電機)やトラッカーなどの現地調達のシェアを大幅に高めています。
このプロジェクトは、水を使わないロボット洗浄装置を利用してソーラーパネル上の埃の蓄積に対処し、それにより乾燥したカッチ地域の水を保全することで国連の持続可能な開発目標(SDGs)6に貢献して発電量を最大化します。
AGELは、ESG(環境、社会、ガバナンス)の取り組みの一環として、教育、健康、女性のエンパワーメント、水保全、コミュニティーインフラストラクチャーの強化に重点を置き、地域内の複数の村でコミュニティー開発のイニシアチブに積極的に取り組んでいます。これは、地域の社会・自然資本の強化に対する当社の総合的なコミットメントを示しています。
Photo 1: https://mma.prnasia.com/media2/2340255/AGEL_RE_Plant_Khavda_Gujarat_1.jpg?p=medium600
Photo 2: https://mma.prnasia.com/media2/2340256/AGEL_Indias_largest_5_2_MW_wind_turbine.jpg?p=medium600
Logo: https://mma.prnasia.com/media2/1716106/Adani_Group_Logo.jpg?p=medium600