リヤド（サウジアラビア）, 2023年12月5日 /PRNewswire/ -- ターキッシュエアラインズ（TK、Turkish Airlines）とリヤド航空（RX、Riyadh Air）は、サウジアラビア、トルコおよびリヤドとイスタンブールのハブ空港を越えた地点間を旅行するゲストに包括的な特典を提供し、将来的にはさらに深化した協力の下地を構築する戦略的な協力覚書に合意しました。両航空会社のゲストは、リヤド航空またはターキッシュエアラインズが運航する区間をスムーズに乗り継いだり、組み合わせたりすることができる包括的な乗り継ぎおよびコードシェア協定を通じて、それぞれの航空会社の世界的なネットワークを最大限に活用することができます。
ターキッシュエアラインズのLevent Konukcu最高投資・技術責任者とリヤド航空のTony Douglas最高経営責任者（CEO）は、サウジアラビアのリヤドで開催されたICAO Air Services Negotiation Event（ICAN 2023）の際に行われた式典で合意に署名しました。両航空会社の意向は、リヤド航空が2025年中盤に運航を開始した後に、そして関係当局による規制上の承認が得られた後に、できるだけ早くゲストに特典を提供することです。
この提携により、両航空会社のロイヤルティープログラムの会員は、一方の航空会社が運航するコードシェア便を利用する際にポイントやクレジットを獲得できるようになります。また、両航空会社は両社のグローバルネットワークをカバーする、より広範なロイヤルティー協定を策定する機会も検討しています。本覚書では、包括的な特典をゲストに提供することに加え、リヤド航空とターキッシュエアラインズは航空関連サービス、貨物、デジタル開発などの分野に関わるバリューチェーン全体でより広範な相乗効果と効率性を模索し、実施するために協力することも約束しています。
ターキッシュエアラインズのLevent Konukcu最高投資・技術責任者は次のように述べました。「私たちは、航空業界における有望な新プレーヤーであるリヤド航空との関係を開始できることをうれしく思います。この覚書は単なるコラボレーションではありません。トルコとサウジアラビアの架け橋となり、私たちの絆をさらに強めるものです。それはまた、私たちの到達範囲を拡大し、ゲストにより多くの選択肢と利便性を提供する機会でもあります。このパートナーシップは私たちのお客様に利益をもたらすだけでなく、両国の観光・ビジネス部門にも大きく貢献すると確信しています」
リヤド航空のTony Douglas CEOは次のように述べました。「この合意は、就航デスティネーション数で世界最大のグローバルな航空会社と提携するものであり、リヤド航空が進化を遂げる上で非常に重要な一歩となります。私たちの緊密な関係により、イスタンブール空港の世界有数のハブを経由して、世界の約130都市、特にトルコ、欧州、米大陸へのスムーズな接続が可能になります。また、ターキッシュエアラインズという市場をリードし、ゲストを中心に据え、デジタルに重点を置き、志を同じくする世界的な航空会社ブランドを通じて、私たちのネットワーク・フットプリントが加速することになります」
さらに、Douglas氏は「リヤド航空にとって、確立したネットワークを持つ航空会社との二者間協定は極めて重要であり、このパートナーシップには大きなメリットがあります。私たちの乗客は、世界とのより多くの接続性ならびにトルコへのより深いアクセスを享受することができます。それと同時に、観光、宗教、ビジネスを目的にサウジアラビア王国を訪問する人々の数が増加すると予想されています。ターキッシュエアラインズはワールドクラスの航空ブランドであり、リヤド航空のストーリーの一翼を担っていただけることを誇りに思います」と付言しました。
リヤド航空の設立は、サウジアラビア経済の多様化を推進するために現地の主要部門の能力を引き出すというPIFの使命に沿ったものです。また、同航空会社はサウジ航空戦略（Saudi Aviation Strategy）の広範なビジョンを支え、国家観光戦略（National Tourism Strategy）を可能にすることで、サウジアラビアの文化的・自然的魅力を海外からの観光客に知ってもらい、新たな雇用を創出します。
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