【香港2023年10月31日PR Newswire=共同通信JBN】国際物流サービス事業者であるJ&T Global Express Limited(「J&T Express」または「J&T」または「同社」)は、香港証券取引所のメインボードに株式コード「1519」で正式上場しました。公開買付価格は1株当たり12.00香港ドルで、グローバルオファリング(内外同時売り出し)の純手取額は35億2800万香港ドル(割当超過オプションは未行使)。今回の香港上場は、J&T Expressが物流分野での国際的リーダーになるための重要な一歩を踏み出したことを意味します。
J&T Expressは、今回のIPOで調達した資金を、物流ネットワークの拡大、既存インフラの改善、東南アジアをはじめとする市場での仕分け・倉庫機能の強化に充てる方針です。J&T Expressはまた、より迅速で利便性の高い物流サービスを世界中の消費者に提供するため、新市場への進出やサービスの多様化、研究開発や技術革新にも資金を活用します。
2015年にインドネシアで創業したJ&T Expressは、東南アジア6カ国に急速に拡大した後、2020年に中国市場に参入しました。Frost & Sullivanによると、J&T Expressは2022年に小包取り扱い量で東南アジア1位の速達事業者となり、中国では市場シェアでトップクラスに入りました。中国と東南アジアでの事業の力強い成長を活用し、同社は2022年に中南米、中東、北アフリカの5カ国にさらに事業範囲を拡大しました。現在、J&Tの速達配送事業は13カ国に及んでいます。
上場セレモニーでは、J&T Expressの13の市場(宅配業者、配送員、コールセンター担当者など)の第一線で活躍するスタッフが、香港証券取引所への上場と銅鑼を打つ瞬間を一緒に見届けました。
J&T ExpressのCharles Hou副社長は「2015年の創業以来、J&Tは急速に事業を拡大し、継続的にサービスを強化してきました。本日の香港証券取引所への上場は、当社の発展での重要なマイルストーンとなります。J&T Expressファミリーの努力と献身、パートナーの長年のサポート、そして顧客からの信頼に感謝申し上げます。私たちは自らのルーツを大切にし、顧客中心のアプローチと効率性への献身を通じて、世界をシームレスにつなぐことに引き続きコミットします」と述べました。
J&T ExpressのDylan Tey最高財務責任者は「香港は一流の国際金融センターであり、アジアで最もダイナミックな資本市場を擁しています。当社は、世界中から発行者と投資家が集まる香港証券取引所に上場することに大きな誇りを感じています。世界の物流業界の変革をリードするため、パートナー各社と緊密に協力していきます。これにより、より多くの市場でより多くの顧客に充実した速達配送サービスを提供できるだけでなく、投資家にとってのより大きな価値を創造していきます」と述べました。
▽J&T Expressについて
J&T Expressは世界最大かつ最も急成長している市場である東南アジアと中国で、主要な速達配送事業を展開する国際物流サービス事業者です。2015年に創業したJ&T Expressのネットワークは、インドネシア、ベトナム、マレーシア、フィリピン、タイ、カンボジア、シンガポール、中国、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、メキシコ、ブラジル、エジプトの13カ国に及んでいます。J&T Expressは、「顧客志向と効率主義」の使命を堅持し、世界をより効率的に結び付け、すべての人に物流の利益をもたらすという世界戦略の一環として、インテリジェントなインフラとデジタル物流ネットワークを通じて、顧客に総合的な物流ソリューションを提供することにコミットしています。