【深セン（中国）2023年10月24日PR Newswire＝共同通信JBN】医療機器およびソリューションの世界的リーダーMindray（SZSE: 300760）は、心臓バイオマーカーの高感度トロポニンI（hs-cTnI）とNT-proBNPを発表しました。今回の追加により、Mindrayの心血管疾患（CVD）診断・管理用心臓バイオマーカーの多様なポートフォリオが強化されました。
CVDは世界的に死因のトップですが、早期発見が救命の鍵となります。ガイドラインでは、急性冠症候群（ACS）や心不全が疑われる場合の早期スクリーニング、リスク分類、迅速診断、治療モニタリングに不可欠なバイオマーカーとして、cTnlとNT-proBNPの使用を推奨しています。
この2つのアッセイは、Mindrayと、Mindray傘下企業で抗体と抗原の著名な世界的プロバイダーHyTestとの共同作業で生まれました。HyTestは心臓バイオマーカーの専門知識で知られており、同社の心筋トロポニン複合材は2004年、米国臨床化学会（AACC）により国際的なトロポニン標準物質に選ばれました。
中国の武漢アジア心臓病医院と米国のヘネピン医療研究所で検証された両アッセイは、卓越した臨床性能を示しています。
Mindray hs-cTnIアッセイ: 高検出率と低CVで信頼性の高い心筋損傷検出が可能
Mindrayのhs-cTnIアッセイは、検出限界（LoD）と99パーセンタイル上限基準値（URL）の間で93％という驚異的検出率を達成、99パーセンタイルURLでの変動係数（CV）の不正確さは5％を下回っており、hs-cTnの最低要件をはるかに上回っています。これは、心筋損傷検出における本アッセイの卓越した感度、精度、信頼性を示しています。さらに、ヘネピン医療研究所で実施された0-2時間診断アルゴリズム研究は、この極めて重要な時間帯での心疾患の診断・管理における本アッセイの有効性をさらに裏付けています。
高精度で強力な抗干渉能力を備えたMindrayのNT-proBNPアッセイ
NT-proBNPは、心不全とその管理のための確立された心臓マーカーです。MindrayのNT-proBNPアッセイは、CV5%以下という高い精度を示し、55種類の一般的心臓病治療薬の干渉を効果的に最小限に抑え、心不全の検出・管理でその信頼性を証明しています。
Mindray体外診断（IVD）最高科学責任者のJianwen He博士は「私たちは、HyTestの先駆的な抗体と心臓バイオマーカーに関する研究を、Mindrayの先進的な試薬技術とプラットフォームと統合し、心血管疾患分野およびそれ以外の分野においても、患者転帰を改善する、より信頼性の高いソリューションを提供していきます」と話しています。
▽Mindrayについて
Mindrayは、患者監視・生命維持、体外診断、医用画像、整形外科分野で革新的な救命ツールを世界中の医療従事者に提供している、医療機器およびソリューションの大手開発・製造・販売企業です。
ウェブサイト：https://www.mindray.com/en
