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Suvodaが治験薬供給管理の精度を向上させるため、IRTに高度薬剤最適化機能を導入

Suvoda LLC
2023-10-12 08:00 1098

薬剤供給管理の操作性向上が治験依頼者のコストとカーボンフットプリント削減に貢献

フィラデルフィア, 2023年10月12日 /PR Newswire/ -- 腫瘍、中枢神経系(CNS)、希少疾患などの治療分野の複雑な試験を専門とするグローバルな臨床試験技術企業Suvoda LLCは、最新の双方向自動応答技術(IRT)リリースの一環として、新たに「Advanced Drug Optimization(高度薬剤最適化)」機能を発表しました。この新機能は、薬剤の治験依頼者が薬剤供給管理を改善できるようにし、コストを節減するとともにカーボンフットプリントの削減にも役立ちます。

従来、薬剤供給戦略は固定量の初期薬剤出荷とバッファー頼りで、治験中に十分な薬剤を確保しようと、過剰注文になりがちでした。治験施設で十分な薬剤供給を確保するための一般的ツールであるバッファーは、全治験施設の薬剤在庫の平均的な上限と下限を設定し、供給が下限に達した場合に自動的に薬剤を発注しています。

SuvodaのAdvanced Drug Optimization機能は、参加者の体重、予測されるスクリーニングの失敗率、治療率などの登録変数を組み入れた「高度なルール」づくりにより、薬剤供給管理者が供給戦略を微調整できる革新的手法です。その結果、よりきめ細かくダイナミックな供給予測ができ、大幅なコスト削減につながる可能性があります。さらに、より正確な薬剤の最適化を可能にすることで、治験依頼者は包装や発送を削減でき、企業の持続可能性目標をサポートするカーボンフットプリント・スコアの向上にもつながります。

SuvodaのLisa Li IRT製品管理部長は「Suvodaの新たな機能強化は、当社がいかに顧客ニーズに耳を傾け、スポンサーやパートナーの役に立つツールを提供しているかを示す一例です」「薬剤供給管理者から、原材料、製造、保管、出荷、包装資材をはじめとするサプライチェーン全体にわたって、薬剤の過剰供給が及ぼす影響を懸念しているという話を聞きました。試験管理者が供給を微調整できるよう支援することで、試験リソースを最大限に活用し、効率を高めることができます」と話しています。

Advanced Drug Optimization機能は、複雑な薬剤供給管理を必要とする治験の指揮権を治験依頼者に与える、専用の電子臨床(eClinical)ソリューションを提供するというSuvodaの使命に沿ったものです。例としては、小児臨床試験のような、登録用量に影響を与える可能性のある大きなばらつきを特徴とする患者群が対象の試験が挙げられます。本機能のメリットを受けられるその他の試験デザインには、高コストの薬剤を含むもの、スクリーニングの失敗率が高いもの、1施設当たりの被験者数が多い大規模試験などがあります。

今回の機能強化で、臨床試験業界の各企業がより適切な意思決定を行い、重要リソースの使用を最適化できるよう支援しているディープテック企業N-SIDEとSuvodaとのパートナーシップも強化されました。SuvodaとN-SIDEは共に、予測とサプライチェーン最適化を統合してシームレスに提供することで、治験薬供給コストと無駄の削減を支援しています。

N-SIDEのAmaury Jeandrain戦略・ライフサイエンス担当副社長は「Suvodaのパートナーとして、当社は今回の機能にワクワクしています。数百の臨床試験でこの先進的機能の影響を定量化した結果、薬剤ニーズを概ね10%以上減らせました」「Suvodaは、そのIRTソリューションが治験依頼者に可能な限り最大の可視性と操作性を提供し続けられるよう、薬剤供給のイノベーションに常に取り組んできました。そして、Advanced Drug Optimization機能は、両社の顧客が薬剤供給ニーズを満たすのに役立つ、より多くのツールを提供することで、臨床試験と組織の目標をよりうまくサポートしてくれます」と話しています。

Suvodaの臨床試験用IRTについての詳細は、こちらをご覧ください。

Suvodaについて
Suvodaは、腫瘍、中枢神経系(CNS)、希少疾患などの治療領域の複雑な延命試験を専門とする、グローバルな臨床試験技術企業です。eClinical技術の専門家により2013年に設立されたSuvodaは、単一プラットフォーム上で提供する高度なソフトウエアソリューションを通じて、臨床試験の専門家が最も緊急性の高い試験の最も切迫した瞬間を管理できるよう支援しています。フィラデルフィア郊外に本社を置くSuvodaは、オレゴン州ポートランド、スペインのバルセロナ、ルーマニアのブカレストとヤシ、日本の東京にもオフィスを構えています。同社のネットプロモータースコア(NPS)は常にテクノロジー業界の平均を上回っており、そのお陰で同社は、治験依頼者や臨床研究組織(CRO)から選ばれ、80カ国で1000件以上の臨床試験をサポートしています。詳細については、suvoda.com にアクセスし、LinkedInでSuvodaをフォローしてください。

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ソース: Suvoda LLC