＊Riyadh School of Tourism and Hospitalityは、次世代の観光リーダーに力を与え、 世界の観光スキルの大きなギャップを埋めます。
＊高等学術教育とエリート職業訓練のこれまでに類を見ないカリキュラムは観光教育を再構築し、卒業生がこの分野の将来に備えられるよう、豊かで多様かつ革新的な学習体験を提供します。
＊2021年に初めて発表されたRiyadh School of Tourism and Hospitalityは観光省とQiddiyaが国連世界観光機関（UNWTO）と協力して共同設立し、著名な評議員会を任命しました。
リヤド（サウジアラビア）, 2023年9月29日 /PRNewswire/ -- リヤドで開催される世界観光の日（World Tourism Day、WTD）イベントで、先駆的なRiyadh School of Tourism and Hospitalityに関する新たな詳細が明らかになりました。2021年に初めて発表されたこの学校は、サウジアラビア観光省とQiddiyaがUNWTOと協力して共同設立したものです。
Riyadh School of Tourism and Hospitalityは、世界中から集まった次世代の観光とホスピタリティーのリーダーに力を与え、世界的な観光スキルのギャップを埋めるために必要な観光トレーニングのあらゆる側面を統合する世界初の学生中心のアカデミーとなることを構想しています。
この新たな展開は、世界観光の日のイベントに合わせて、サウジアラビアのアハマド・ハティブ（Ahmed Al Khateeb）観光相とUNWTOのズラブ・ポロリカシュビリ（Zurab Pololikashvili）事務局長が主催する記者会見で発表されました。
Riyadh School of Tourism and Hospitalityは、サウジアラビアのエンターテイメント・メガプロジェクトの本部であるQiddiyaに位置し、暫定施設をPrincess Nourah Universityに置くことで、世界の観光部門の前進におけるリーダーとしてのサウジアラビアの立場を再確認し、世界的なスキルの不足を解消して業界の将来の成長を加速するという同国のコミットメントを強調しています。この学校は2024年第4四半期から学生を受け入れ、2030年までに年間2万5000人以上の学生を受け入れる予定です。
現在、国際観光教育機関の大多数は、1つの機関内でエコシステムの広さと深さにわたる学術教育と職業教育の両方を提供していません。先駆的なハイブリッドカリキュラムを通じて、学生中心の教育機関は、最も聡明な頭脳、最先端のテクノロジー、最新鋭の設備、一流の教員を結集して、総合的でキャリアを重視したプログラムを作成することで、この機会を最大限に活用します。
同校の評議員会には、観光、ホスピタリティー、投資、エドテック（教育テクノロジー）に至るさまざまな背景を持つ多分野のリーダーが含まれる予定です。サウジアラビアのアハマド・ハティブ観光相に加え、QiddiyaのマネジングディレクターAbdullah AlDawood氏、UNWTOのズラブ・ポロリカシュビリ事務局長、Accor HotelsのSebastian Bazin最高経営責任者（CEO）、Ad Diriyah Gate Development AuthorityのJerry Inzerilloグループ最高経営責任者、Morgan Parker氏、UdacityのKai Roemmelt CEOらが、近日発表される予定です。
サウジアラビアのアハマド・ハティブ観光相は次のように述べました。「観光部門の成功は、経済成長をはるかに超えていますが、急速に進化するこの業界で成功するために必要なスキルを将来の観光リーダーに提供するという世界中の政府のコミットメントにかかっています。Riyadh School of Tourism and Hospitalityはサウジから世界への贈り物です。観光業とホスピタリティー産業のあらゆる側面をカバーする総合的な高等教育コースを提供する先駆的なカリキュラムによって、この学校は、国内外で個人に力を与える総合的で進歩的な教育を提供するというサウジのコミットメントを表しています。私たちは次世代の観光専門家に投資することで、業界の将来を確保するだけでなく、繁栄を推進し、国民の個人的な成長を刺激し、今後何年にもわたって文化交流を促進する卓越した遺産を育んでいます。」
さらに、UNWTOのズラブ・ポロリカシュビリ事務局長は「Riyadh School of Tourism and Hospitalityの最新の展開は、より持続可能で回復力のある観光セクターの追求における重要なマイルストーンになります。教育は進歩の基盤であり、将来の観光リーダーのスキルと知識に投資することで、私たちは業界の成長と発展が依存する基盤を強化しています」と述べました。
観光セクターは経済成長軌道を続けており、2023年にはGDPへの貢献額が9兆5000億ドルに達する見込みです。同セクターは2033年までに世界で4億3000万人を雇用すると予測され、労働人口のほぼ12%がこの部門で雇用される見通しです。世界旅行ツーリズム協議会（WTTC）によると、中東で旅行・観光部門が最も急速に成長しているサウジアラビアは、2022年までに8万人の国民を訓練し、教育と訓練に1億ドル以上を投資することにコミットしています。
Riyadh School of Tourism and Hospitalityは、2023年世界観光の日の主催によって実証された、世界の観光セクターの発展に対するサウジアラビアの広範な取り組みの一環です。「Tourism and Green Investments（観光とグリーン投資）」をテーマに、出席者はさまざまな活動を通じて、繁栄の推進、異文化間の架け橋、環境保全における観光と世界的な協力の重要な役割を探求しています。
▽サウジアラビア観光省について
サウジアラビア観光省は、2019年にサウジアラビアが海外からの観光客に開放された後、2020年に設立されました。同省は、サウジアラビア観光を最前線に押し上げるという王国のビジョンの先頭に立っています。その取り組みは、国民に100万人の雇用を創出し、データに基づいた将来を見据えた政策、投資、人材育成によって加速的かつ持続可能な成長を可能にし、2030年までに1億人の観光客を受け入れ、この部門のGDP寄与度を3%から10%に拡大することを目指すというサウジアラビアの野心的な目標と一致しています。取り組みを進める上で、観光省は観光活動のライセンスと分類を発行し、観光ビザ規制を作成および承認します。
▽国連世界観光機関（UNWTO）について
国連世界観光機関（UNWTO）は、平等で包括的かつ持続可能な開発の手段として観光を促進する国連の専門機関です。UNWTOは加盟国、国際機関、民間セクターと協力して、すべての人にとっての安全で円滑な旅行を促進しています。また、UNWTOは観光を信頼と国際協力の基盤とし、成長と機会の中心的な柱にするために活動しています。より広範な国連システムの一部として、UNWTOは、働きがいのある仕事の創出、平等の促進、自然・文化遺産の保護などの権能を通じ、2030 Agenda for Sustainable Development（持続可能な開発のための2030アジェンダ）を達成するための世界的な取り組みの最前線に立っています。
▽Qiddiyaについて
Qiddiyaは、現在サウジアラビアの首都リヤドのすぐ近くで開発が進められており、活気に満ちた、住み良い、エンターテイメント、スポーツ、文化のデスティネーションとなる予定です。その理念は、活力ある社会と経済の繁栄を備えた野心的な国家の構築を目指すサウジアラビアの「Vision 2030（ビジョン2030）」を反映しています。サウジアラビアの素晴らしい自然景観の中に位置する、この前衛的なギガプロジェクトには、家族向けのテーマパークや最新鋭のスポーツ会場から、精巧なコンサートホールや美しい公共スペースまであらゆるものが含まれ、すべてが都市の中心部から数分以内に位置しており、生活、仕事、滞在、さらに、ショッピング、食事、観光の場所を提供します。
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