· 世界120カ国から500人以上の政府関係者、業界リーダー、専門家がリヤドに集結し、今年の世界観光の日は43年の歴史の中で最大かつ最もインパクトのあるイベントになります。
· 講演者としてサウジアラビアのアハマド・ハティブ観光相、国連世界観光機関のズラブ・ポロリカシュビリ事務局長、スペインのRosa Ana Morillo Rodriguez産業・通商・観光相、南アフリカのPatricia de Lille観光相、世界旅行ツーリズム協議会のジュリア・シンプソン最高経営責任者(CEO)、VirtuosoのMatthew Upchurch CEOらが登壇の予定です。
· リヤドで開催される2023年世界観光の日は、世界の観光セクターにおける成長の将来像を描く上で重要であることを、広い範囲にわたるハイレベルの出席者が示しています。
リヤド(サウジアラビア), 2023年9月26日 /PRNewswire/ -- リヤドで9月27-28日に開催される今年の世界観光の日(WTD、World Tourism Day)の講演者ラインアップが発表されました。世界120カ国から500人以上の政府関係者、業界リーダー、専門家がこのイベントのためにリヤドに集まる予定であり、こうした参加者のレベルは世界の観光セクターにおける成長の未来を描くWTD 2023(2023年世界観光の日)の重要性を物語っています。
このハイレベルな講演者の幅の広さは、最も差し迫った課題に対する解決策を模索しつつ、このセクターの成功を祝うという業界全体の集合的な推進力を示しています。23日に発表された講演者は以下の通りです:
· サウジアラビアのアハマド・ハティブ(Ahmed Al-Khateeb)観光相
· 国連世界観光機関のズラブ・ポロリカシュビリ(Zurab Pololikashvili)事務局長
· サウジアラビアのハリド・ファリハ(Khalid Al Falih)投資相
· ハイファ・ビント・モハメド・アル・サウド(Haifa Bint Mohammed Al Saud)王女兼観光副相
· 南アフリカのPatricia de Lille観光相
· クロアチアのニコリナ・ブルニャッツ(Nikolina Brnac)観光・スポーツ相
· トルコのメフメト・エルソイ(Mehmet Ersoy)文化観光相
· スペインのRosa Ana Morillo Rodriguez産業・通商・観光相
· 世界旅行ツーリズム協議会のジュリア・シンプソン(Julia Simpson)CEO
· Global Tourism Economy Forum(世界観光経済フォーラム)のパンジー・ホー(Pansy Ho)事務局長
· Saudi Arabian Airlines(SAUDIA、サウディア)のイブラヒム・コシー(Ibrahim Koshy)機長兼CEO
· MSCクルーズのPierfrancesco Vago CEO
· トラベルポートのGreg Webb CEO
· VirtuosoのMatthew Upchurch CEO
· OYOのRitesh Agarwal CEO
国際連合のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は次のように述べました。
「観光は進歩と相互理解のための強力な力です。しかし、その恩恵を最大限に享受するためには、この力を保護し、育む必要があります。『世界観光の日』にあたり、私たちは、人と地球に恩恵をもたらす観光セクターを構築するために、グリーン投資が不可欠であることを認識します。持続可能な観光の潜在力を最大限に活用するために、私たち全員がもっと努力しましょう。持続可能な観光への投資は、すべての人々にとってより良い未来への投資なのですから」
WTD 2023は「Tourism and Green Investments(観光とグリーン投資)」をテーマに開催され、観光産業の回復力を強化するための投資機会を検討し、投資主導の未来および持続可能性に焦点を当てた未来へと観光セクターを導くための世界的な協力の促進を目的としています。この2日間のイベントでは、UNWTO(国連世界観光機関)の3つの中核テーマである「人、地球、繁栄」を中心に、観光業界のリーダーが基調講演やパネルディスカッションに参加します。参加者は文化の架け橋となり、環境を保護し、より調和がとれて相互に結ばれた世界を促進する上で、観光の力と観光セクターが果たす役割を探ります。
初日は「Tourism and Green Investments」というUNWTOのテーマについて、架け橋となる観光の力、人間の能力への投資、あまり人が訪れない観光地の可能性、持続可能な未来を実現するための課題と解決策、イノベーション格差の解消や起業の強化に至るまで、パネルを通して探求します。初日の夜には、サウジアラビアのユネスコ遺産ディルイーヤでWTD2023を祝うガラディナーが開催されます。
Tourism Leaders Forum(観光リーダーズフォーラム)は2日目に開催され、「Tourism for People, Prosperity and Intercultural Dialogue(人々、繁栄、異文化間対話のためのツーリズム)」をテーマとします。公共部門のセッションでは観光産業の持続可能な未来について、民間部門のセッションでは円滑なエンド・ツー・エンドの旅行について検討します。また、来年のジョージアでの開催に先立ち、サウジアラビアとジョージアの間でWTD 2024の引き継ぎセッションも行われます。
リヤドで開催されるイベントの規模は、サウジアラビア政府が世界の観光セクターの発展を重視していることを示しています。サウジアラビアは2023年の国連世界観光機関(UNWTO)理事会の議長国に選出され、昨年はリヤドで世界旅行ツーリズム協議会のグローバルサミットを主催しました。
最近のUNWTO Barometer Reportによると、中東は2023年1月から7月にかけてパンデミック前の水準を20%上回る到着者数を記録し、最高の結果を報告しました。この地域は、現在のところ2019年の水準を上回っている唯一の地域であり、サウジアラビアは(+58%)の驚異的な2桁成長を達成しています。
▽サウジアラビア観光省について
サウジアラビア観光省(Ministry of Tourism of Saudi Arabia)は、2019年にサウジアラビアが海外からの観光客に開放されたことに続き、2020年に創設されました。同省は、サウジ観光を最前線に押し出すという王国のビジョンの先頭に立っています。その取り組みは、国民に100万人の雇用を創出し、データに基づく将来を見据えた政策、投資、人材開発によって加速されかつ持続可能な成長を可能にし、2030年までに1億人の観光客を受け入れ、観光部門のGDP寄与率を3%から10%に拡大するサウジの野心的な目標に沿っています。その際、観光省は観光活動の認可と分類を発出し、観光査証規則を新設・承認します。
▽UNWTOについて
国連世界観光機関(UNWTO)は平等で包括的かつ持続可能な開発の手段としての観光を促進する国連の専門機関です。UNWTOは加盟国、国際機関、民間セクターと協力し、すべての人にとっての安全で円滑な旅行を促進しています。また、UNWTOは観光を信頼と国際協力の基盤とし、成長と機会の中心的柱とするために活動しています。より広範な国連システムの一部として、UNWTOは働きがいのある人間らしい仕事の創出、平等の促進、自然・文化遺産の保護などの権能を通じ、2030 Agenda for Sustainable Developmentの達成に向けた世界的な取り組みの最前線にいます。
Photo - https://mma.prnasia.com/media2/2219297/World_Tourism_Day_2023.jpg?p=medium600