優勝アーティストにはAIを使った新作制作費として10万ドルが与えられ、AZULIK Uh Mayでの2カ月間の滞在が与えられます。
【フランシスコウーマイ(メキシコ)2023年9月14日PR Newswire=共同通信JBN】AZULIKにより設立され、トゥルムとウーマイに拠点を持つ学際的なクリエーティブ集団であるSFER IK Museionは、人工知能を使った作品を制作するアーティストを対象とした新しい賞、SFER IK AWARDを開始します。優勝したアーティストには、AIを取り入れた作品を開発するための10万米ドルが贈られるほか、AZULIK Uh Mayでのオンサイトリソースへのアクセスを伴う2カ月の滞在期間が与えられます。AZULIK Uh Mayは、複数のワークショップ、地元の職人、およびFabLabと名付けられた新しいデジタル施設のスイートが集まる広大なクリエーティブのキャンパスです。また、2位と3位の入賞者にはアート・レジデンスも提供されます。
公募は9月12日から2023年11月17日まで行われ、受賞者は一流のアーティストやキュレーターからなる国際審査員によって選ばれ、マイアミ・アート・ウイーク中に発表されます。 この賞は、AZULIKの創設者兼最高経営責任者(CEO)あるRoth氏が後援し、クリエーティブディレクターのMarcello Dantas氏の指揮のもと、生物多様性、種族間の協力、先祖伝来の知識、科学、テクノロジー、自然の調和のとれた統合をテーマとしたAIを取り入れた作品を制作するあらゆる分野の国際的なアーティストに与えられます。この公募の目的は、マヤのジャングルという自然環境の中で、アーティストがテクノロジーと芸術的プラクティスの境界を広げる新しく大胆な作品を生み出す機会をつくることです。企画案は、アーティストのAIの統合、テーマの適用、作品の実現可能性など、いくつかの要素に基づいて評価され、最終的にはSFER IKがトゥルムに建設予定の野外美術館で展示されます。SFER IK Awardはトゥルム(高い評価を得ているAZULIKの施設の向かい側)とサウジアラビアのアルウラに新しい美術館を立ち上げる準備を進めているAZULIKの継続的な文化支援の一環です。アーティストはwww.sferik.art/award にアクセスして企画案を提出できます。
SFER IKは、メキシコのトゥルムから30分ほどの古代マヤの村ウーマイにある学際的なアートセンターです。バイオモルフィック建築の一例であるSFER IKは、周囲の自然を取り込むように設計され、自生する木々やブドウの木、自然の野生動物がシームレスに織り込まれ、地元で調達された持続可能な材料のみで建設されました。
Photo - https://mma.prnasia.com/media2/2208983/sferik_award_keyvisual.jpg?p=medium600