【シンガポール2023年8月24日PR Newswire=共同通信JBN】デジタルレシート・ソリューションの革新的リーダーであるPi-xcelsは、シード資金調達ラウンドを成功裏に完了し、170万米ドルを調達しました。このラウンドは、Wavemaker Partnersが主導し、Hustle Fund、Amand Ventures、Black Kite Capitalなどの著名ベンチャーキャピタルや戦略的エンジェル投資家が参加しました。
今回のラウンドは、小売業の状況に革命をもたらし、双方向の近距離無線通信(NFC)レシート技術で販売業者を支援するというPi-xcelsのビジョン実現に向けた重要な一歩となります。
さらに、これは、Pi-xcelsが東京都グリーンファイナンス補助金交付の受給者として認められたこと、そして権威あるVisa Acceleratorプログラムへの参加が認定されたことと重なりました。
Pi-xcelsのDaniel Lim最高経営責任者(CEO)は「Pi-xcelsはペーパーレスのレシートとデータ中心のショッパージャーニーによって小売業の未来を形成しています。当社は決済を超えたNFCの数少ない使用事例の1つです。当社のアプリレス技術は顧客体験を高めるだけでなく、顧客の好みをより良く理解し、それに応えるための貴重なデータを小売業者に提供します」と述べました。
Pi-xcelsのNFC対応のPOSデバイスを使用すると、店舗内でスマートフォンの非接触タップによる双方向の電子レシート(eレシート)発行が可能になり、紙の無駄をなくし、環境に優しい習慣を促進します。これはアプリのダウンロードやQRコードのスキャン、個人情報の共有を必要としないので、買い物客の体験が向上します。また、シングルサインオンで公式請求用の電子レシートの整理が容易になるため、エンドユーザーの財布の中がすっきりとします。
さらに、この双方向レシートはオムニチャンネルマーケティングのゲートウエーとして機能し、販売前後の買い物客の体験を向上させ、小売業者に拡大したマーケティング手段を提供します。同時に、Pi-xcelsはリアルタイムの包括的な取引インテリジェンスを提供し、小売業者に貴重なデータ主導の洞察をもたらします。
Wavemaker PartnersのAndy Hwangゼネラルパートナーは「Pi-xcelsは、企業や決済プラットフォームがデジタルレシートを円滑に導入できるようにします。消費者にとってはプロセスがスムーズになるだけでなく、このソリューションは既に決済端末と統合されているため、販売業者は容易に導入することができます。Pi-xcelsの技術は特許で強化されており、同社を業界のリーダーに位置付けています。私たちは、この技術が小売業の新たな標準となり、環境に優しいソリューションの採用を企業に促し、より持続可能な未来に貢献すると予測しています」と述べました。
この新たな資金は、グローバルな事業開発の取り組みを刺激し、特に欧州におけるPi-xcelsの事業展開を拡大し、日本と東南アジアにおける重要なプロジェクトを強化するでしょう。同社は決済端末会社Ingenico(インジェニコ)のような著名グローバルブランドと提携しています。全体として、同社は、アジア太平洋地域の大手企業からの関心が急増していることを目の当たりにしており、これは市場の大きな需要を示唆する秘密保持契約によっても明らかです。
Lim氏は「私たちは、新たに調達した資金で研究開発能力を高め、技術チームを強化することに注力しています。これにより、日本、スペイン、インドネシアなどの主要市場の顧客やパートナーに革新的なソリューションを一貫して提供することが可能になります」と述べました。
▽Pi-xcelsについて
Pi-xcelsはシンガポールを拠点とするテクノロジー企業で、デジタルレシート・ソリューションの最前線にあります。Pi-xcelsはアプリレスNFC技術を活用し、小売業者がペーパーレスレシートをスマートフォンに直接発行することを可能にし、顧客体験の向上とデータ主導の洞察を提供します。戦略的パートナーシップならびに急増するニーズにより、Pi-xcelsは小売業界を再形成しています。詳しい情報はwww.pi-xcels.com/#demo をご覧ください。