キャッシュフロー・パフォーマンスの大部分は、運転資金の効率的管理による。税引前利益は51%(本業では31%)増加し、EBITDA Ex-LTIP(長期インセンティブプランの非現金支出の影響のみを除く)は前年同期比109%増の2億6800万レアルに
【サンパウロ2023年8月16日PR Newswire=共同通信JBN】Oncoclinicas(B3:ONCO3)の2023年第2四半期の税引前利益は51.1%増加し、同社の新記録となる14億レアルに達しました。この好業績は、本業の売上が前年比31.4%増と大幅に伸びたほか、2022年に完了した買収および加速度的成長が続いたがんセンターの運営が統合された結果です。第2四半期までの直近12カ月間(LTM Q2'23)の税引前利益は50億レアルに達しました。本データは月曜日(8月14日)に市場で共有され、同社によって公表されました(https://ri.grupooncoclinicas.com/ )
23年第2四半期の患者に対する治療件数は、本業の伸びと買収後の経営統合の両方により前年同期比40.8%増の15万7400件に達しました。直近12カ月間の治療件数は計59万5000件を超えています。
Oncoclinicas GroupのBruno Ferrari創業者兼最高経営責任者(CEO)は「この数字は、当社の効率的経営を反映しています。当社は、本業の伸びを主体に、買収や戦略的パートナーとの相乗効果も生かして成長を続けています。当社は、統合ケア・モデルを拡大し、質を保証し、結果として当社とその投資家に成果をもたらしました」と説明しています。
23年第2四半期のEbitda Ex-LTIP(長期インセンティブプランの非現金支出の影響のみを除く)は、前年同期の1億2840万レアルから109%増の2億6840万レアルになり、利益率は22年第2四半期を5.4ポイント上回る19.7%となりました。Ebitdaの伸びは、買収した部門の統合が進み、効率性と相乗効果が引き続き上がっていることの反映です。2023年第1四半期のEbitda Ex-LTIPは5億4530万レアル、利益率は20.6%でした。
23年第2四半期の純利益は、前年同期のマイナス2460万レアルからプラス3500万レアルと好転、4四半期連続プラスとなりました。23年第2四半期のEx-LTIP純利益は、前年同期のマイナス1930万レアルから一転してプラス4830万レアルとなりました。
当四半期の真の注目点は、キャッシュ創出にあります。当四半期の営業キャッシュフローは3億890万レアルでしたが、これは受領計画の能動的管理、在庫管理、さらに22年第4四半期に始まったサプライヤーとの中期的な長期化戦略を反映したもので、現在その成果が出始めています。最終的に、債務返済と23年第2四半期の設備投資全額を差し引いても、9800万レアルの現金収入がありました。
同社のCristiano Camargo最高財務責任者(CFO)兼投資家向け広報部長は、当期の黒字決算は、運転資金の管理がうまくいったこと、業務費の効率化を推進したこと、買収による相乗効果を引き出したことを反映したもので、「繰り返しになりますが、この数字には、2022年に始まった重要課題である、たゆまぬ経営効率化の追求が反映されています」と話しています。
詳細については、www.grupooncoclinicas.com をご覧ください。
ソース:Grupo Onconclinicas