疑わしい試合の35%は3カ国で開催
21%はFirst Half Onlyベッティングマーケットに関連
ロンドン, 2023年8月16日 /PRNewswire/ -- スポーツベッティング(スポーツ賭博)のインテグリティー(誠実性)専門会社Starlizard Integrity Services(SIS)の最新データで、2023年1月1日から6月30日までの間に世界で行われた79のサッカー試合が「疑わしい」として特定されました。このうち28試合(35%)はわずか3カ国で開催され、この3カ国のうちの1カ国が12件のインテグリティーアラート(15%)を占めました。
SISが分析した試合は、疑わしいベッティングパターンが八百長を暗示する可能性のある試合と関連していると判明した場合、「疑わしい」として分類されます。疑惑のレベルは見つかった証拠の特質や量によって試合ごとに異なりますが、SISは、そのように特定された全ての試合がさらなる調査を必要としていると確信しています。
2023年上半期に「疑わしい」と見なされた79試合は、この期間にSISが分析した計1万6336のサッカー試合の0.48%に当たります。これは2022年の同じ期間に分析した計1万8845試合のうちの84の「疑わしい」試合(0.45%)に匹敵します。
SISの2023年上半期のデータは以下の点を明らかにしています:
Starlizard Integrity Servicesの責任者Affy Sheikh氏は次のようにコメントしました:
「こうした統計は、疑わしい賭け行為と八百長の亡霊が引き続きサッカー界を覆っており、すぐにはなくなろうとしていないことを示しています。過去3年間、同様のレベルの疑惑を見てきたという事実は、素晴らしい試合においていつまでも続くこうした問題に取り組むためには、腐敗防止を図る利害関係者の間での調和の取れた継続した取り組みと、より強力な協力が求められていることを強調する役割を果たしています」
「最新データは、First Half Onlyベッティングなど、より特殊化したマーケットにおいて疑わしい行為が増えていることも指摘しています。このことは、試合操作の企てが発生する可能性があるマーケットの多様性を強調しています。残念ながら、下位の国内リーグからのインテグリティーアラートが増えていることは、継続した警戒と教育が極めて重要となっている、資金が十分でないリーグと試合に関わるこうした事案の脆弱性を改めて示しています」
▽Starlizard Integrity Servicesについて
Starlizard Integrity Services(SIS)は、ロンドンを拠点とするスポーツベッティングとデータのコンサルタント会社Starlizardのインテグリティー専門部門です。Starlizardのスポーツとスポーツパフォーマンスについての詳細な理解はベッティングマーケットへの積極的な関与と共に独自の視点を提供し、ベッティングマーケットやスポーツの試合がおかしいと見える場合、同社は世界で最も明確に察知することができます。Starlizardは2010年からスポーツ統括団体や協会向けに独立したインテグリティーサービスを生み出しており、この作業に完全に焦点を当てるための専用リソースとして2017年にSISを設立しました。
ベッティングマーケットの行動規範に関する深い洞察力とピッチ上での詳細なパフォーマンスデータの分析および調査を組み合わせることで、SISは疑わしい試合やベッティングパターンを特定する上で、理想的な立場にあります。詳細はwww.starlizardintegrity.com をご覧ください。
▽問い合わせ先
+44 (0)20 3014 9800; integrity@starlizard.com
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ソース:Starlizard Integrity Services