【新北市2023年8月4日PR Newswire=共同通信JBN】AetinaはNVIDIA Jetson Orinシステム・オン・モジュール(SoM)を搭載した、NVIDIA Jetson AGX Orin、Orin NX、Orin Nanoなどの新しいファンレスエッジAIシステムを発売しました。これらの組み込み型ボックスPCは、効率的な冷却のためのヒートシンクを備えたコンパクトな筐体として設計されています。ヒートシンクは、システム導入後におけるシステムオーナーのメンテナンスの手間を軽減します。新しいファンレスシステムの動作温度範囲はセ氏マイナス25度からプラス55度で、さまざまな業種のAI搭載アプリケーション開発に適しています。
NVIDIA Jetson Orin NXとOrin Nanoをベースにしたファンレスシステム
AIE-CN31/41、AIE-CO21/31、 AIE-PN32/42、そしてAIE-PO22/32は、NVIDIA Jetson Orin NXまたはOrin Nano SoMを搭載したAetinaの最新ファンレスシステムモデルです。小さなフォームファクタに必要なM.2拡張スロットとI/Oポートを備えたこれらのシステムは、スペースが限られたアプリケーションのための容易なシステム統合を可能にします。このファンレスシステムは電力消費が低く、ほとんどのAI推論タスクを効率的に処理することができ、さまざまなロケーションに大量のデバイスを配置するAIプロジェクトに最適です。
NVIDIA Jetson AGX Orinをベースにしたファンレスシステム
AetinaのAIE-PX11/12/21/22およびAIE-PX13/23は、NVIDIA Jetson AGX Orin SoMを搭載し、最大275テラ・オペレーション/秒(TOPS)のAIパフォーマンスを実現します。これらのNVIDIA Jetson AGX Orinベースのファンレスモデルは、ヒートシンクとヒートパイプを備えて構築されており、通常の屋外環境のほとんどでオーバーヒートすることなく、複雑なビデオ解析を実行することができます。これらのモデルは、1 x M.2 B-Key、1 x M.2 E-Key、1 x M.2 M-Keyスロット、1 x GbEポートおよび1 x 10GbEポートを装備しています。Innodiskのアウトオブバンド(OOB)リモート管理モジュールをサポートするこれら2つのモデルは、システムクラッシュ時においてもリモートからの再起動が可能です。
Aetinaのファンレスシステムの中でも、AIE-PX11/12/21/22は2/4 x IEEE 802.3af GbE PSEポートを備えた特別設計で、エンジニアは追加の電源を必要とせずにPoEカメラを統合できます。これにより、AIアプリケーション開発プロセスでの配線とシステム統合が簡素化できます。
さまざまなフォームファクタを入手できます
AetinaのNVIDIA Jetson Orinをベースとした組み込みコンピューターは、開発キットやコンピューターの冷却にファンを利用する組み込みボックスPCなど、さまざまなフォームファクタで入手できます。新しく発売されたこのファンレスシステムは、エンジニアにさまざまなシステム統合環境に対応する、より多くの選択肢を提供し、都市、製造、物流、ヘルスケア、リテールなど、多種多様の産業におけるAIアプリケーション開発を促進します。
▽Aetinaについて
最先端のAIソリューションを提供するAetinaは、さまざまな種類の垂直型AIの構築に最適なAIコンピューティングシステム、プラットフォーム、ハードウエアおよびソフトウエアのツールを幅広く提供しています。Aetinaの統合ソリューションは、Arm、x86コンピューター、GPU、ASICハードウエア、クラウド管理ソフトウエア、開発ツールを人工知能によって強化し、包括的でオーダーメードのハードウエアとソフトウエアスイートを提供することで、エッジでのシステムのインテリジェント化をスムーズかつ迅速に進めることを実現します。Aetinaは同社のエコシステム・ネットワークを使ってグローバルパートナーのAI技術を活用し、AIを利用した特定のアプリケーションの構築と展開の高度な実現を可能にします。