Cargo Services Far East LimitedとCS International (Seafreight) LimitedがEV Cargo Global Forwarding GmBHに対する訴状を提出
【香港2023年7月27日PR Newswire=共同通信JBN】Cargo Services GroupとJL Enterprisesの創業者John Lau Shek Yau(John LauまたはLau)氏が6月19日月曜に香港高等法院へのHeath Brian Zarin(「Heath Zarin」)氏とEV Cornerstone Limitedに対する召喚令状の提出によって訴訟を開始しました。
召喚令状は、Lau氏のEmergeVest Logistics Fund LP(「ELF」)への提携投資4550万米ドルを、金利と収益のすべてを含めてJohn Lau氏に返還するよう要求すると概説しました。
Lau氏は「私は2013年のHeath Zarin氏によるEmergeVest創業のアンカー投資家でした。私の協力と財政支援がなければ、今日のEmergeVestは存在しなかったでしょう」「私の投資はEmergeVestとその後の EV Cargo Holdings Limited(EV Cargo)の設立で重要な役割を果たしました。両社は私が過去30年間キャリアを積んできた業界で事業を展開しています」と主張しました。
この展開は、John Lau氏が創業した2事業体が、物流企業であり未公開株投資企業EmergeVestが管理するファンドであるELFのポートフォリオ企業EV Cargoから完全分離する意図で2023年2月20日に売却を発表したことを受けたものです。
この売却は、大中華圏に参入して運営するというEV Cargoの事業戦略の結果でした。
Lau氏は「当社の中国事業と競合することになる戦略のEV Cargoに投資を続けることは商業的に意味がありません」と述べました。
一方のJohn Lau氏とその事業に対する他方のHeath Zarin氏とその事業の間の関係悪化の結果が、今回の訴訟手続きにつながりました。
さらに、Cargo Services Groupは、子会社のCargo Services Far East LimitedとCS International (Seafreight) LimitedがEV CargoとEmergeVest(未公開株投資企業)の一部であるEV Cargo Global Forwarding GmBHを、提供サービスの未払い請求書を理由に提訴すると発表しました。
2023年7月4日火曜日に香港高等法院に提出された第2の召喚令状は、約170万米ドル(約1320万香港ドル相当)に達する貨物輸送と発送サービスに対する未払い金と約定金利の回収、および訴訟費用を要求しました。
2023年6月19日に提出された召喚令状は事件番号HCA 939/2023、2023年7月4日に提出された第2の召喚令状は事件番号HCA 1049/2023です。
John Lau Shek Yau氏について
John Lau Shek Yau氏は世界中の物流部門に投資する大手ファミリーオフィスJL Enterprises Holdings Limitedの創業者です。同氏は、サプライチェーンのトータルソリューションサービス大手事業者で、トップクラスの貨物輸送業者(フォワーダー)の1社であるCargo Services Groupの創業者でもあります。さらに、Lau氏は最近、香港証券取引所に上場しているCargo Services Groupの子会社CN Logisticsの執行会長に就任しました。
Cargo Services Groupについて
John Lau Shek Yau氏が1989年に創業したCargo Services Groupは、サプライチェーンのトータルソリューションサービスを提供する大手事業者で、トップクラスの貨物輸送業者(フォワーダー)の1社です。Cargo Services Groupはアジア、オーストラリア、欧州、インド亜大陸、中東、南アフリカ、米国に広がる強力な物流ネットワークを持っています。