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画期的なセメントフリーの生コンクリートは、実質的にCO2を排出せず、時間とともにCO2を吸収します
サンレアンドロ、カリフォルニア州, 2023年7月19日 /PRNewswire/ -- C-Crete Technologiesは、建設業界初の画期的なセメントフリーコンクリートをシアトルの商業ビルで初披露しました。 ポルトランドセメントに代わるこのサステナブルなセメントは、製造過程で二酸化炭素をほとんど発生させず、時間とともに空気中の二酸化炭素を吸収します。
ポルトランドセメントは、世界全体のCO2排出量の約7％を占めています。 その代わりにこの新素材を使用すれば、建設産業が環境に与える影響を大幅に軽減することができます。 ポルトランドセメントに代わるC-Creteバインダー1トンあたり、約1トンのCO2排出を防ぐことができます。 さらに、この製品は天然鉱物および工業副産物を活用しており、豊富な原料を確保しています。
築120年のレンガ造りの歴史的建造物を改修し、耐震改修の一環としてコンクリートを使用したウッドローン7200番地のシアトルプロジェクトでは、基礎とせん断壁に約60トンのセメント未使用のコンクリートが打設されました。
同コンクリートは流動性に優れ、ポンプで圧送されました。また、耐荷重強度は5,000ポンド毎平方インチ（psi）を超え、一般的な住宅、商業施設およびインフラストラクチャーのコンクリート施工におけるASTM基準の約4,000 psiよりも高い値が達成されました また、凍結融解サイクル、アルカリシリカ反応、塩化物や酸の浸透に対する耐性などにおいて優れた耐久性を示し、従来のコンクリート混和剤と互換性があるため、既存の施工方法に簡単に組み込むことができます。
「サステナブルな建設において、画期的なセメントフリーコンクリートを紹介できることをうれしく思います」と、C-Creteの創業者兼プレジデントであるRouzbeh Savary博士は述べます。 「当社のバインダーは、ポルトランドセメントの代替品であり、二酸化炭素排出量を大幅に削減します。 当社の製品が業界標準を満たし、従来のコンクリートとコストパリティがあることを考慮すると、建設にまったく新しい時代を切り開くものといえます。」
C-Creteは、世界的な建築資材および生コンクリート会社であるハイデルベルグ・マテリアルズ（Heidelberg Materials）を起用し、セメントを使用しないコンクリートを納入しました。
ドナルド・デイヴィス氏は、今回施工されたシアトルのビルのオーナーであり、建築業界が気候変動における具体化炭素の役割に対処できるようにすることを目的とした非営利団体Building Transparencyの会長でもあります。 「デベロッパーとして、33年の経験を持つ構造エンジニアとして、そして低炭素建築のリーダーとして、私は多くの低炭素コンクリートについて議論がなされているのを目にしています」と、デイヴィス氏は述べます。 「エキサイティングな進歩を目の当たりにしていますが、C-Creteのように生産規模を拡大できるものはほとんどありません。 ノーセメント、低炭素コンクリートは単なる夢物語ではないのです。 それは現実であり、今であり、機能するものなのです。 本プロジェクトは、今日、それが可能であることを証明しています。」
シアトルでのコンクリート施工の成功により、C-Creteは現在、全国そして国外の地域の建設状況を一変させる態勢を整えています。 同社は、建築家、設計者、ゼネコン、生コン会社、建物所有者そしてインフラプロジェクトの意思決定者と協力し、サステナブルなコンクリートの採用を加速させることを楽しみにしています。
C-Crete Technologiesについて C-Crete Technologiesは、CO2排出量が極めて少ない、あるいはマイナスとなる次世代インフラストラクチャー材料の発明、製造およびスケールアップに取り組む材料科学のリーディングカンパニーです。 環境保護と技術革新に対して絶え間ない努力を重ねるC-Creteは、気候変動という世界的な課題に取り組むと同時に、日常的に使用できるスケーラブルな素材を提供することを目指しています。
メディアお問い合わせ先：
Denise Brehm
info@ccretetech.com
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