象徴的なコーラー(KOHLER)ブランドの没入型インスタレーションで、アーティストとのコラボレーション、新しい限定グローバル製品コレクション、アート・インダストリー(Arts/Industry)卒業生のジャネット・エシェルマン(Janet Echelman)による空中彫刻を展示
KOHLER、ウィスコンシン州, 2023年3月28日 /PRNewswire/ -- ミラノデザインウィーク(Milan Design Week)でコーラー(Kohler)が発表したクリエイターズジャーニー(The Creator's Journey)では、ブランドを象徴する4カ国の現代女性アーティストとコラボレーションし、バスルーム用の新しいアーティストエディション(Artist Editions)12製品からなる限定グローバルコレクションが制作されます。また、著名なクリエイターでArts/Industryの卒業生であるジャネット・エシェルマンによる息を呑むような空中彫刻や、ミラノのフォーリサローネ(Fuorisalone)期間中にセナ―ト宮(Palazzo del Senato)で行われるユーザーコントロールによるデザイン体験も目玉となっています。
世界的なデザイン界のリーダーであるKohlerは、Kohlerの150周年記念事業の一環として、それぞれが境界を越えたアーティスト活動で知られる4人のアーティストとパートナーシップを結びました。 才能あるクリエイターたちは、Kohler製品のスマートトイレ「Numi 2.0」や洗面台「Brazn」、バスタブ「Brazn」に、自由にビジュアル表現を施しました。 本コレクションの各製品は、Kohlerのアニバーサリーイヤーにちなんで150点限定で提供されます。
Kohlerのチーフ・サステナビリティ・ダイバーシティ・オフィサーであるローラ・コーラー (Laura Kohler)は、次のように述べています。「Kohlerは、我々の業界における芸術性と職人技の横断的空間を創造することに尽力しています。この新しいArtist Editionsコレクションは、優れた才能と多様なバックグラウンドを持つ女性を祝福します。」
KohlerのArtist Editions製品の歴史は約40年前に遡ります。日常的な行為に美しさをもたらし、装飾プロセスや素材セットの境界を押し広げ、消費者が自分の空間でパーソナルスタイルを表現することに貢献するのです。 ビジュアルアートとものづくりの融合からインスピレーションを得るArtist Editionsのシンク、バスタブ、トイレには、美しいテクスチャー、複雑なパターン、抽象的なイラスト、絵画のような風景が描かれています。 また、特殊な釉薬や高貴な素材を使用したKohlerの革新的な製品も紹介されています。
アーティストのジャネット・エシェルマンがセナート宮でNoli Timereを開催
見上げる先に吊るされたのは、アメリカの著名な彫刻家およびアーティストであるジャネット・エシェルマンによる巨大な空中彫刻作品、Noli Timereです。 同氏は20年以上前、KohlerのArts/Industryレジデンシープログラムに参加しました。 また、エシェルマンは、水のダイナミックな性質への敬意を込めたArtist Editionsのベッセルシンク、「18.02」をKohler と共同制作しています(Kohlerの展示にて紹介)。
Kohlerのインスタレーションを訪れると、自身の動きでアートに命を吹き込むことができる没入型デジタル体験の中で、自分だけの"クリエイター"の旅に出ることができます。 クリエータールームでは、様々な色やパターン、形に取り囲まれた参加者がアーティストとなり、KohlerのスマートトイレNumiのクリエイティブオーバーレイを操作することができます。
4月17日月曜日には、メディア関係者を招き、アーティスト全員による限定の内覧会を開催し、インタビューに応じる予定です。
詳細や画像については、Kohler Milan Design Week Press Kitをご覧ください。
Kohler Co.について
1873年に設立されたコーラー社(Kohler Co. )は、キッチンやバス用品、高級キャビネット、タイル、照明、エンジン、発電機、クリーンエネルギーソリューションの設計および革新、製造におけるグローバルリーダーです。ウィスコンシン州コーラーとスコットランドのセントアンドリュースに5つ星ホテルとゴルフリゾート地を所有および経営しています。コーラーのウィスリング・ストレイツ(Whistling Straits)ゴルフコースでは、2021年に第43回ライダーカップ( Ryder Cup)が開催されました。また、現在および将来世代の生活の質を高めるために、世界中の十分なサービスを受けられていない地域社会で、清潔な水や衛生などの緊急課題を解決するためのソリューションも開発しています。
詳細については、kohlercompany.comをご覧ください。
リソース
アーティストについて
ジャネット・エシェルマン(Janet Echelman) ジャネット・エシェルマン(Janet Echelman)は、ビルや街区のスケールに彫刻を施します。エシェルマンの作品は、ある分野の枠に収まることなく、彫刻、建築、都市デザイン、材料科学、構造・航空工学、コンピューターサイエンスが交差しています。また、原子化した水の粒子から鋼鉄の15倍の強度を持つ人工繊維まで、ありそうでなかった素材を使い、古代の工芸品と計算デザインソフトウェアを組み合わせ、シンガポール、シドニー、上海、サンティアゴ、北京、ボストン、ニューヨーク、ロンドンと、5大陸で都市生活の中心となる芸術作品を生み出しています。さらに同氏はハーバード大学を卒業後、絵画と心理学をそれぞれ修了しており、タフツ大学から名誉博士号を授与され、MIT、ハーバード大学、プリンストン大学で教鞭をとってきました。彼女のTEDトーク「イマジネーションを大切にする(Taking Imagination Seriously)」は35ヶ国語に翻訳され、200万ビュー以上獲得しています。詳細は、echelman.com/をご覧ください。
Elleは、世界のトップストリートアーティストの一人とされています。グラフィティ・アーティストとしてスタートした同氏の作品は、ロンドンの権威あるサーチ・ギャラリー、ベルリンのアーバン・ネーション・ミュージアムに展示されているほか、ニューヨークのニュー・ミュージアムのファサードに投影された200フィートの高さのプロジェクションとして展示されています。また、その作品は、ストリートアートに関する数多くの書籍や、ELLE France、Vogue Australiaなどの世界的な出版物に掲載されています。さらに同氏は、リーボック(Reebok)、ナイキ(Nike)、アンダーアーマー(Under Armour)、ラルフローレン(Ralph Lauren)、サムスン(Samsung)、トヨタ(Toyota)など、さまざまな国際ブランドとコラボレーションし、作品を描いています。同氏は2020年にIntoActionの依頼を受け、ニューヨークのローワー・イースト・サイドにルース・ベイダー・ギンズバーグ(Ruth Bader Ginsberg)への4階建てのトリビュート絵画を制作しました。近々、アムステルダムのSTRAATミュージアムで委託プロジェクトを控えています。詳細はellestreetart.com/からご覧ください。
Pushpa Kumariは、文化、遺産、観察、直感的な感性によって活気づく世界を、ペンとインクのみで紙面上に視覚化しています。同氏は、その人生とキャリアを通じて、インドの伝統的な文化規範に挑戦し、代わりに自分の技術に集中することを選びました。結果として、同氏はコンセプトも表現も、同時代とは一線を画す作品を展開してきました。純粋にインディアンの影響を受け、宗教的、社会的な伝承からインスピレーションを得ているのです。インドの伝統に根ざした作品でありながら、彼女の作品は普遍的な魅力を持ち、国際的な読者に支持されています。 2016年には、クイーンズランド・アート・ギャラリー/ギャラリー・オブ・モダン・アートで開催された権威ある「第8回アジア・パシフィック・トリエンナーレ(Eighth Asia Pacific Triennial of Contemporary Art )」に作品が出品されています。また、2013年にリバプール国立美術館で開催された「Telling Tales」をはじめ、イギリスの美術館での展覧会にも参加しています。
Ananda Nahú は、画家、壁画家、ビジュアルアーティストの肩書を持ちます。同氏の作風は、芸術運動の再読や過去の絵画技法を現代に持ち込むなど、視覚的な多文化主義を特徴としています。そして同氏の作品は、人間に対する文化人類学的な強い研究を表現し、 美術史を最も多様な国籍の人々から救い出し、古い思潮を現代の芸術的ニーズに合わせて変容させています。さらに画家としてのキャリアを通じて、国連や欧州連合、ニューヨークの市庁舎などでの社会芸術プロジェクトに積極的に参加しています。また、ナイキ、グッチ(Gucci)、ブルームバーグ(Bloomberg)など多国籍ブランドの広告キャンペーンにゲストアーティストとして参加しました。2015年には、ブラジルで最も影響力のあるアーティストとして、CNN StyleとPhaidonに掲載されています。2016年、同氏はクリーブランド財団の資金でオハイオ州最大の壁画を描き、アメリカでの記録を塗り替えました。詳細はanahu.com/からご覧ください。
Wang Zilingは、絵画の空間形式を変革することで、人間が外界の構造をどのように認識しているかを探求しています。さらに同氏は、キャンバスに付着することなくフレーム内に素材を浮かび上がらせる、アクリル硬化絵具を発明しました。この"連続絵画"は2、3枚の絵画の間に浮遊するイメージをリンクさせることで、鑑賞者がその中に欠けている情報を補うというユニークなものです。 同氏は、ロンドン芸術大学セントラル・セントマーチンズ・カレッジ・オブ・アート&デザインで美術修士号を、北京の清華大学芸術デザイン学院で絵画学士号を取得しています。また、同氏の作品は、今日美術館(北京)、広東美術館(広州)、コペルウゾス・ファミリー・アート・ミュージアム(アテネ)など、複数の美術館で展示および収集されています。さらに同氏は、中国現代芸術センター(マンチェスター)にてアーティスト・イン・レジデンスを完了しています。詳細はwangziling.co.uk/をご覧ください。
メディア問い合わせ先:
Vicki Hafenstein
vicki.hafenstein@kohler.com
Kohler広報
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