リヤド、サウジアラビア, 2023年3月10日 /PRNewswire/ -- サウジアラビア司法省(英文略称:MOJ)は、リヤドで開催した第一回国際司法会議を無事終了しました。2日間にわたり、世界中から50人の法学者、法律専門家、意思決定者が集まり、テクノロジーがいかに法制度を変革し、司法をより透明性が高く、誰にでも利用しやすいものにするか。
サウジアラビアの法務大臣である Walid al-Samaani博士閣下は、次のように言及しました。 「この2日間は、大成功を収めました。世界中から集まった優秀な法曹関係者と知識やノウハウを交換することができたからです。」 さらに、こう続けています。「この会議で培われた対話と協力が、今後、司法のデジタルソリューションのグローバルな発展に大きな影響を与えることを期待しています。」
この会議では、25名の講演者と6つのメインセッションが設けられ、「デジタル変革による司法アクセスの促進」という主題のもと、参加者を募りました。 取り上げられたテーマは、予防司法を強化するためのデジタル化の役割から、法律実務におけるAIの将来やマスデータを利用した司法結果の予測まで、多岐に渡りました。
ICJの最終日は、主に次の3つのセッションが行われました。 「AIを使った司法強化」、「司法強化のためのデータ分析」、そして「デジタルトランスフォーメーションを踏まえた裁判外紛争解決の未来」です。 講演者には、AI倫理、データ分析、デジタル調停、遠隔調停の分野の専門家らも参加しており、デジタル技術を駆使した司法がいかにより豊かな社会を実現し、透明性が高くて誰でもアクセスしやすい公平な司法を保証するかについて、知識と経験を共有しました。
ビジョン2030の導入以来、サウジアラビアにおけるデジタル化の取り組みは、司法のデジタル変革における世界のリーダーとしての地位を確立しています。 2023年現在、同国の司法サービスの90%以上がデジタル化されており、法務省のNajizポータルを通じて150以上の司法電子サービスにアクセスすることができます。 また、過去1年間だけでも、拡大するデジタルサービスによって、237万件以上のオンライン審理を促進し、110万件以上の判決を下し、520万件以上の電子委任状を発行しています。 同国はこの会議を開催することで、世界の法律関係者に対し、デジタルトランスフォーメーションに関する専門知識を交換し、法制度のデジタルな未来に関する国際協力を促進するための重要な新しいプラットフォームを提供することを目指しました。
写真: https://mma.prnasia.com/media2/2018454/Intl_Conf_on_Justice_Riyadh_1.jpg?p=medium600
写真:https://mma.prnasia.com/media2/2018455/Intl_Conf_on_Justice_Riyadh_2.jpg?p=medium600
写真:https://mma.prnasia.com/media2/2018456/Intl_Conf_on_Justice_Riyadh_3.jpg?p=medium600
ロゴ:https://mma.prnasia.com/media2/2016291/MOJ_Logo.jpg?p=medium600