年間200万トンの液化天然ガス供給を確保
アーリントン(米バージニア州), 2023年2月25日 /PRNewswire/ -- 本日、Venture Global LNG(米国ベンチャーグローバルLNG)と中国の大手天然ガス事業社であるチャイナ・ガス・ホールディングス社(以下「チャイナ・ガス」または「同グループ」、証券コード:384)は、完全子会社のChina Gas Hongda Energy Trading Co., LTD.(チャイナ・ガス・ホンダ・エネルギー貿易有限公司;以下「チャイナ・ガス・ホンダ」)とVenture Global LNG(以下、「Venture Global」)が、今後20年間の液化天然ガス(LNG)プラント販売・購入契約(SPA)を2件締結したと発表しました。
この契約により、チャイナ・ガスは、ルイジアナ州プラークミンズ郡のLNGから年間100万トン(FOB)、CP2 LNG輸出設備から年間100万トン(FOB)の液化天然ガスを購入する予定です。
チャイナ・ガス・ホールディングス株式会社の会長兼代表取締役社長である劉明慧(リュウ・ミンフイ)氏は、次のように語りました。「当社は、中国のエネルギー市場の中心的存在として、中国のお客様に信頼性の高い低炭素型LNGを提供していきます。 今回の2つの販売・購入契約は、当社のLNGポートフォリオにさらに量を増やし、チャイナ・ガスの供給力を強化するものです。 今後数年間、Venture Global社と協力し、温室効果ガスのさらなる削減に貢献できると信じています。」
Venture Global LNGのCEOであるMike Sabel氏は次のようにコメントしています。「当社は、チャイナ・ガスをプラークミンズ郡とCP2のいずれにおいても顧客として迎えることができ、嬉しく思っています。 絶え間ない前進と革新を通じて、当社は今後も、必要とされる新たな生産能力を世界のLNG市場に提供し、アジアと欧州のエネルギー安全保障と環境の発展を支えていきます。 重要なことは、この地域に供給される低コストのLNGは、燃料転換を促進し、二酸化炭素排出量を削減し、中国と世界の既存の気候目標に大きく貢献することです。」
ベンチャー・グローバル(Venture Global)社について
Venture Global(ベンチャー・グローバル)社は、資源豊富な北米の天然ガス盆地から産出される米国産液化天然ガスを長期的に低コストで供給している企業です。Venture Global社の最初の施設であ米国カルカシュー・パスは、2022年1月に液化天然ガスの生産を開始しました。また、クリーンで安価なエネルギーを世界に提供するため、ルイジアナ州に年産6000万トン(60MTP)の生産能力を追加で建設および開発中です。同社は、各液化天然ガス施設において炭素回収および貯留(CCS)プロジェクトの開発を進めています。
チャイナ・ガスについて
チャイナ・ガス・ホールディングス(中国燃気HD、HKEX: 00384)は、主にガス事業を行う投資持株会社です。中国で地域統括型エネルギー供給事業を展開し、サービスプロバイダーの最大手企業とされています。パイプドガス販売セグメントでは、都市・町村パイプラインネットワーク、トレード及び直接供給パイプラインを通じたパイプドガスの販売を行っています。液化石油ガス販売セグメントは、工業用・業務用を中心とした液化石油ガスの販売を行っています。 また、天然ガスやLPGの技術開発・応用を行いながら、CNG/LNG給油所の建設・運営も行っています。 さらに、豊富なガスユーザー基盤を活かし、付加価値サービス、都市暖房、新エネルギー、電力流通・販売、充電スタンドなど、総合的な事業ポートフォリオを形成しています。