【成都(中国)2022年12月19日PR Newswire=共同通信JBN】中国文化観光省の指導の下、同省International Exchanges and Cooperation Bureau(国際交流協力局)、四川省文化観光部、成都人民政府が主催し、Chengdu Culture, Radio, Film and Television Tourism Bureau(成都文化・ラジオ・映画・テレビ観光局)が担当する2022年中国・日本青少年修学旅行交流・セミナー(China-Japan Youth Study Travel Exchange and Seminar)が12月16日、開催された。
2022年は中日国交正常化から50周年となる。中日友好は主に人民に基づくものであり、青少年は中日人民交流の不可欠な部分である。中国・日本青少年修学旅行の仕組みは1980年代初めに始まったと伝えられている。両国のあらゆる階層の人々の共同の努力と参加のおかげで、修学旅行事業は過去40年間にわたって継続的に発展し、制度化、市場化、規模拡大を遂げてきた。これは中国と日本の青少年間の交流の重要な名刺となっている。相互学習を通じ彼らは理解を深め、友情を築き、共に成長してきた。
中国文化観光省国際交流協力局のShi Zeyi副局長は書面で、「過去と未来をつなぐ重要な発展期にある中日関係にとり、われわれは当初の大志を堅持し、時代に歩調を合わせ、両国の青少年の修学旅行事業で良い仕事をし、彼らを中日の人的交流新時代の新たな原動力となるよう努力し、未来志向の中日関係に前向きのエネルギーを共同で注入することがますます必要である。これは、相互の参加と協力、両国の市場参加者の深い思考なくして達成することはできない」と語った。
貴島善子・駐中国日本公使はインターネット上の講演で、パンデミック後の時代における日中間の青少年交流が新しい時代に適応し、新しい章を開くことを望んでいるとし、「成都は、唐代の詩人杜甫、四川料理、ジャイアントパンダなど、日本人にも有名な観光資源を有する自然、文化、歴史の魅力にあふれた都市だ。この修学旅行を主催するのに最適な場所である」と語った。日本国土交通省観光庁の和田浩一長官はビデオ演説で「青少年交流の重要性は両国間の交流において自明である。青少年交流がさらに深まり、両国の友好関係がさらに発展することを心から願っている」と語った。
中国と日本の青少年修学旅行の現状は? 今後どのように発展していくのだろうか?このセミナーでは、専門家、学者、ゲストがそれらについて突っ込んだ議論を行い、意見を交換した。
日本と四川省、さらには成都との間には、深い歴史的・文化的結びつきと緊密な経済・貿易協力があり、アジアの文明と進歩に積極的な貢献をしてきた。成都文化・ラジオ・映画・テレビ観光局のWang Min副局長は、成都を代表して心からの招待状を送り「われわれは日本と協力して、世界文化都市と『東アジア文化都市』の建設に焦点を当て、中日青少年修学旅行交流セミナーから出帆し、より広く、より深く、より実用的な交流と協力を発展させていくことを楽しみにしている」と述べた。同氏はまた「今日ここに集まったすべてのゲストと、さらに多くの若い中国人と日本人の学生が観光、レジャー、休暇のために成都を訪れ、成都の通りを歩き回り、成都の幸せ-雪山の下の公園都市と市民生活-を直接体験できることを心から願っている!そして、若者が互いを知る方法を共同で策定し、中日関係の着実かつ長期的な発展を促進する必要がある」と語った。