ラスアルハイマ, アラブ首長国連邦, 2022年12月1日 /PRNewswire/ -- アラブ首長国連邦（UAE）最高評議会議員でラスアルハイマ首長のシェイク・サウード・ビン・サクル・アルカーシミ（Sheikh Saud bin Saqr Al Qasimi）殿下の後援と、Ras Al Khaimah Tourism Development Authority（RAKTDA）（ラスアルハイマ観光開発局）との連携によって開催されたGlobal Citizen Forum（GCF）（地球市民フォーラム）（https://www.globalcitizenforum.org/ ）の年次サミットは90を超える国から650人を超える講演者や賓客を迎えた。
Global Citizen Forumの2022年年次サミットは、ラスアルハイマでHuman Metamorphosis（人間の変質）のテーマの下にButterfly Effect（バタフライ効果）3部作の第1章として開催され、さまざまなグループの出席者が結集し、各個人の進化と文化的な進化によって明らかになっている新時代のパラダイムシフトを認識した。
人間的な互いの結びつき、コミュニティー、個人的発展は、行事があふれた2日間での全体的なメッセージとなった。地球市民のレンズを通して世界の問題に共同で対応するため、出席者らは共に自己発見の旅に乗り出した。
Global Citizen Forumの創設者Armand Arton氏は、サミット初日の開会のあいさつで、このテーマの重要性について「ここにいるわれわれの多くは、文字通りにも隠喩的にも偉大な旅をしてきた。われわれは地球を何度も回り、いまいるこの場所にたどり着き、この特別なグループの人々が共に集まるのを手助けしてきた。地球市民になることは、われわれがどこにも属さない市民であることを意味するものではない。それは、われわれは出発点を忘れることのない、どこにでも属する市民であることを意味している。これがわれわれの任務であり、これがわれわれの目的である」と述べた。
Arton氏はまた「今日の世界が直面している課題や機会は相互につながっており、われわれ人間の潜在能力を解き放つ鍵は協力とコミュニティーの力を通じて得られる。われわれが新しい世界を想像することができれば、われわれは共にそれを作り出すこともできる」と述べた。
2日間のイベントで講演者らは自己成長と人間的なつながりを改めて重視し、人類に変化を続ける世界で成功する力を与えるよう呼びかけた。出席者はリッキー・マーティン（Ricky Martin）、ディーパック・チョプラ（Deepak Chopra）、リチャード・クエスト（Richard Quest）、Vishen Lakhiani、Karen Wazen、Chris Voss、ワイクリフ・ジョン（Wyclef Jean）各氏といった世界的なビジョン保持者やチェンジメーカーによって主導された双方向のセッションや没入型体験に参加した。
世界的スーパースターで人道主義者のリッキー・マーティン氏はビーチのステージで力強い基調講演を行い、「われわれは危機の時代にコミュニティーを適応させ、変革していかねばならない。われわれは共により強くなっているからだ。包摂を作り出すこと、それがすべてである。受容の枠組みの中で、個性への尊重を抱いて平等な状況を作り出すことが同じ考えと永続する繁栄により近づくための唯一の道である」と述べた。
イベントの双方向マインドボディースピリット・プログラムや国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）を支援する資金集めのGala、Ricky Martin Foundation（リッキー・マーティン基金）、Global Gift Foundationに加え、サミットは環境面での観点からも役割達成を目指し、炭素排出を抑制するためにブラジルのアマゾン地帯で70万本の植樹を行った。
リアリティー番組のスター、Sara Al Madani氏とKris Fade氏が司会したスター揃いのGlobal Citizen Galaに出席した有名人には、Huda Beatyの創業者HudaおよびMona Kattan両氏、ショパール（Chopard）の共同社長Caroline Scheufele氏、著名な写真家Bobby Sager氏らが含まれ、グラミー賞受賞者のミュージシャン、アシャンティ（Ashanti）、ワイクリフ・ジョン両氏が刺激的なパフォーマンスを披露した。
Global Citizen ForumのTalimka Yordanova最高経営責任者（CEO）は「サミット全体で新たな始まりの聖なるエネルギーとしてのカオスを称賛することに集中した。集団意識を呼び起こし、われわれは、世界で見たいと思っている変化をもたらすために、自己発見の旅に出ている出席者を迎え入れた」と語った。
22の没入型および双方向セッションでは、満員の出席者らがカオスに存在する魔術とチャンスを明らかにした。出席者には、アンティグア・バーブーダのガストン・ブラウン（Gaston Browne）首相、俳優、プロデューサーでLa Magia del CaosポッドキャストのプレゼンターAislinn Derbez;氏、エコノミストのNouriel Roubini氏、欧州議会のElena Yoncheva議員、UNHCRの上級顧問兼湾岸協力会議（GCC）諸国代表のKhaled Khalifa氏、欧州委員会のマルガリティス・スキナス（Margaritis Schinas）副委員長（欧州生活様式推進担当）ら、世界的なソートリーダーが含まれた。
ラスアルハイマ観光開発局のRaki Phillips CEOは「ラスアルハイマに卓越した人々を迎え、次世代に向けた未来を形作るのを支援するこの重要なイベントに参加できたことに大変感激している。2025年までに持続可能な観光で地域のリーダーになるというビジョンとともに、われわれは経済的に、環境面で、また社会的に持続可能な産業、また人々の生活の質を支える産業の育成を目指している」と語った。
Global Citizen Forumは、将来世代のために地球市民の地位向上に取り組んでいるリーダーから成るコミュニティーを基盤にした社会行動プラットフォームとして、2013年に設立された。こうしたリーダーらは、市民は自由、表現、平等を支持するが、責任、持続可能性、影響力も支持するとの共有する信念によって固く結ばれている。
今後に向け、Butterfly Effectの第2章に向けた計画が既に進行であり、世界がいかにして共同で世界的な変化をもたらし、対話を行動につないでいくイニシアチブに力を与えていくことができるかについて会話を推進することに重点的に取り組んでいく。
リッキー・マーティン氏は「平和を実現するためにわれわれはまず、われわれ自身を変え、われわれ自身の変質を体験しなければならない。われわれは共に世界を変えることができる」と締めくくった。
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