【サンフランシスコ2022年11月30日PR Newswire=共同通信JBN】世界的なデザイン・イノベーション企業IDEOは29日、Derek Robson氏を2023年1月5日付で最高経営責任者(CEO)に任命した。
Robson氏は総合広告代理店Goodby Silverstein & Partners(GS&P)で2006年からマネジングパートナー、2017年から社長を務めた。彼は大幅成長、金融困難期、2018年にAd Age誌のComeback Agency of the Yearに選定された転機を通じて同代理店を率いた。昨年はFast CompanyがMost Innovative Agency、およびMost Innovative Company in the Worldの36位に選定している。
Derek Robson氏は「IDEOに引き付けられたのは、その創造性の幅広さだけでなく、野心の大きさからでもある。これは、大胆で未来志向のクライアントと素晴らしい仕事をすることや、漸進的改善に適用されるデザインだけではない。IDEOは他者と共同で大規模に前向きの変化を起こす野心を持つ。世界を変えたくない者はいるのか?」と語った。
暫定共同CEO のPaul Bennett、Tim Brown両氏は共同会長になる。両氏はまた、最高クリエーティブ責任者、kyu副会長の現役職をそれぞれ維持する。
Tim Brown氏は「われわれは、次期CEO探索中に会えた各候補者の世界トップ級の力量に恐縮しており、彼らがもたらした見識に感謝している。Derekにはリーダーシップの資質、およびIDEOを次の段階に進める経験というまれなコンビネーションが備わっている。一緒に働く機会を持ててうれしく思う」と話した。
Paul Bennett氏は「Derekと会った瞬間から、創造性が最高振幅で繁栄する文化の構築法を理解するリーダーであると分かった。その能力は謙遜、他人の話に耳を傾ける決意とともに、今日の偉大なリーダーが示すべきものである。この極めて重要な時期に彼を迎えることができて、これ以上の喜びはない」と付け加えた。
▽IDEOについて
IDEOは、人間中心のデザインを通じて好影響をもたらすことにコミットしている世界的なデザイン企業である。クライアントと協力して、気候変動対策からベンチャー企業創出に至る複雑な問題に取り組み、組織が創造的に競争力をつけられるよう支援している。
▽Derek Robson氏について
Robson氏はロンドンのOgilvy & Mather Directでキャリアを開始した。Ogilvy & Matherを経てBartle Bogle Hegarty(BBH)に転じ、13年間在籍してマネジングディレクターなどの役職を務めた。BBHは彼の指導の下、Campaign誌のAgency of the Year 賞を2度受賞した。2004年には英国でEsquire誌の40歳未満で最も影響力ある40人の1人に選出された。
Robson氏は2006年、Goodby Silverstein & Partners(GS&P)にマネジングパートナーとして加わり、2017年社長に任命された。彼はGS&Pの戦略・生産および商業・金融業務を担当した。
彼は在任中、主要クライアントと協力して、成功した新サービスを市場にもたらし、代理店の新規ビジネス獲得の多くを主導した。代理店は彼の指示と管理の下、経営陣の男女格差を狭める業界フロントランナーになり、Adweek、Ad Age、Cannes、Fast Companyから多くの賞を受賞した。
多様な人材ギャップに対処し、プロの広告クリエーターになるうえで、全てのクリエーターに平等のチャンスがあるとの信念に基づいて行動するDerek Robson氏は、授業料無料の社内広告養成所の創設に一役買った。
Robson氏は結婚して娘が2人いる。休みのときはDerby County Football Clubをサポートして時間を過ごし、英国のクリケットチームを遠くから見守り、長距離を極めてゆっくり走っている。
▽メディア問い合わせ先
Megan Dawe
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