【タンパ(米フロリダ州)2022年11月29日PR Newswire=共同通信JBN】AACSB International(AACSB)は29日、Tim Mescon執行副社長兼欧州・中東・アフリカ(EMEA)担当最高責任者が2022年12月31日に退任すると発表した。Mescon氏は2015年1月からAACSBに加わり、AACSBのEMEA事務所をオランダ・アムステルダムに開設するのに貢献した。
Mescon氏は「EMEAおよび世界でAACSBの使命とビジョンを支援し、われわれのビジネス教育コミュニティーに貢献できたのは光栄だ。私はビジネス教育が社会に前向きな影響を与えると確信している。AACSBが成長を続け、世界中に影響を及ぼすのを期待している」と語った。
Mescon氏は過去8年間、ビジネス教育の価値を熱意を持って推進し、AACSBの知名度と影響力を拡大した。ソートリーダーシップやスポークスマン・インタビュー、アドバイザリーの役割を通じて、AACSBの評価を高めた。その指導によって地域でのAACSB認定学校数は189校に倍増し、会員数も60%近く増えて542になった。学習・開発のサービス件数は、年間6件から40件近くに増加した。
Mescon氏は、2016年にアフリカのビジネススクールを支援し、指導するためのGlobal Improvement Networkを立ち上げ、新興市場諸国の現地リーダーの育成に取り組んできた。Mescon氏とEMEAの同僚たちは、Accreditation Organization of the Netherlands and Flanders(オランダ・フランダースアクレディテーション機構)、United Arab Emirates Commission for Academic Accreditation、Council of Higher Education in Turkey、Association of Arab Universities(アラブ大学協会)などとの協力合意確立で各国政府との調整役を務めた。Mescon氏は任期中に、共著となる5冊目の「Technologies、Artificial Intelligence and the Future of Learning Post-COVID-19:The Crucial Role of International Accreditation」を出版した。Mescon氏は、英国のChartered Association of Business Schoolsのフェローに選定されている。
AACSBのCaryn Beck-Dudleyプレジデント兼最高経営責任者(CEO)は「AACBSで一緒に働くずいぶん前から、Tim (Mescon氏)とは知り合いで、ともに働いてきたのをうれしく思っている。この間に、同氏が研究者やアドバイザーとしての役割だけでなく、AACBSへのリーダーシップとコミットメントを通じて、ビジネス教育を良いものにするために人生をささげるのを見てきた。学校や企業、政府への彼の働き掛けが、EMEAにおけるビジネス教育の未来を構築するのに役立った」と述べた。
Ron Tuninga氏がこのほど、AACBSのバイスプレジデント兼マネジングディレクター(EMEA担当)に任命され(named AACSB's vice president and managing director of EMEA )、11月15日に職務を開始した。Tuninga氏は公私の高等教育の分野で国際的経験を持つ革新的なリーダーであり、Mescon氏がこの地域で実現した基盤を足場として活動してゆく。
▽AACSB Internationalについて
1916年に設立されたAACSB International(AACSB)は世界最大のビジネス教育連合組織で、教育者、学習者、企業を結び付け、次世代の優れた指導者を生み出している。100を超える国と地域にプレゼンスのあるAACSBは、エンゲージメントを高め、イノベーションを加速し、ビジネス教育への影響力を拡大している。AACSBが、社会をより良くするためにビジネス教育をどのように変革しているかについてはaacsb.edu(aacsb.edu )を参照。
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