【ウィニペグ(カナダ・マニトバ州)2022年11月24日PR Newswire=共同通信JBN】毎秋、農家は小麦の収穫のために時間と闘いながら作業する。その後、Cereals CanadaとCanadian Grain Commission(CGC)の技術スタッフが作物の品質を評価し、共同でリリースするNew Crop Report(新収穫リポート)を通じ、カナダの穀物の世界中の顧客に情報を提供する。
Cereals CanadaのDean Dias最高経営責任者(CEO)は「New Wheat Crop Report(新小麦収穫リポート)は、顧客が今年の収穫物に何が期待できるかに関する技術データを提供する。2022年のリポートが本日発表され、カナダがすべての小麦のクラスで優れた品質を持っている事実を共有できることをうれしく思う」と.語った。
2022 年の小麦収穫の大部分が上位2等級に格付けされており、カナダのすべての小麦クラスで高いタンパク質含有量を示している。
*CWRS(Canada Western Red Spring)収穫物の90%以上が1級と2級に格付けされており、タンパク質含有量は平均より高い。
*CWAD(Canada Western Amber Durum)の80%が1級と2級に格付けされており、タンパク質含有量は平均よりも高い。
*CPSR(Canada Prairie Spring Red)の90%以上が1級と2級に格付けされており、タンパク質含有量は良好。
*CESRW(Canada Eastern Soft Red Winter)の99%が2級以上に格付けされており、一貫して高いフォーリングナンバー(小麦粉中のでんぷん粘度)と優れた品質を備えている。
2021年にカナダの小麦生産量を減少させた干ばつ状況の後、2022年の生産量は平均を上回る量に回復した。今年のカナダの小麦生産量は3470万トンに拡大し、昨年比55%増となった。
「カナダの農業は、安定した持続可能な高品質の穀物を供給しており、国内や世界中の食料安全保障の支援に役立っている」とDias氏は言う。
New Crop Reportは、CGC、バリューチェーンメンバー、州の生産者委員会と協力して作成され、提示される。今秋、Cereals Canadaは9つの穀物輸出業者から収穫評価サンプルを受け取った。CGCはカナダ西部の生産者から提供されたサンプルを審査し、オンタリオ州の小麦はGrain Farmers of Ontarioによって審査された。
今後数週間に、穀物バリューチェーンを代表する代表団がアジア、中南米、欧州、アフリカ、中東の15カ国以上を訪問する際に、今回の2022年New Wheat Crop Reportが直接共有される。
Dias氏は「世界中の顧客が購入を決定する際に期待できる品質について、情報を提供し続けることが重要。カナダ産小麦の品質は引き続き優秀である」と付言した。
カナダの2022年New Wheat Cropの詳細と、2022 Crop Summaryのダウンロードは、Cereals Canada – 2022 New Crop Report(Cereals Canada – 2022 New Crop Report )を参照。
視聴:Cereals CanadaのDean Dias CEOとCanadian Grain CommissionのDoug Chorneyチーフコミッショナーが2022年New Wheat Crop Reportを紹介(Cereals Canada CEO Dean Dias and Doug Chorney, Chief Commissioner, Canadian Grain Commission, introduce the 2022 New Wheat Crop Report )
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Cereals Canadaは、カナダの穀物バリューチェーンを代表する全国的な非営利の業界団体である。当組織は、関係を重視し、政府や利害関係者と協力して、タイムリーで専門的な技術情報を提供し、クラス最高の顧客体験を提供する。Cereals Canadaは、貿易、科学、持続可能性に重点を置き、農家、輸出業者、開発者、加工業者、世界中の顧客を含むカナダの穀物バリューチェーンをサポートすることに専念している。
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