【ウィニペグ(カナダ・マニトバ州)2023年11月22日PR Newswire=共同通信JBN】 Cereals Canadaは21日、カナダ産小麦の内外の顧客に品質と機能性の最新情報を提供する2023年のNew Wheat Crop Report(新小麦収穫リポート)を発表しました。不順な収量につながる困難な生育期と平均を下回る生産量にもかかわらず、カナダはまた最高品質の小麦を生産しました。
Cereals CanadaのDean Dias最高経営責任者(CEO)は「カナダの農家は今年、顧客が期待する機能性とタンパク質濃度を備えた高品質小麦を約3000万トン栽培しました」と発表しました。
カナダの2023穀物年度は全ての小麦のクラスで優れた品質を示し、大部分が2級以上に格付けされ、タンパク質含有量は平均から平均以上でした。
*CWRS(Canada Western Red Spring)収穫物の95%以上が1級と2級に格付けされ、タンパク質含有量は平均的
*CWAD(Canada Western Red Spring)の80%以上が1級と2級に格付けされ、タンパク質含有量は平均を上回る
*CPSR(Canada Prairie Spring Red)の90%以上が1級と2級に格付けされ、タンパク質含有量は平均的
*CESRW(Canada Eastern Soft Red Winter)の90%以上が1級と2級に格付けされ、タンパク質含有量は平均的
技術データは、11月21日と22日に開催される2回の顧客ウェビナーと今後数週間の4つの国際貿易・技術ミッションで紹介されます。
Cereals Canadaが率いるバリューチェーン代表団は、アジア、中南米、欧州、アフリカ、中東の16カ国を訪問する予定です。今年の訪問先にはフィリピンへの立ち寄りのほか、2019年以来初めての中国訪問も含みます。
Dias氏は「中国はカナダ産小麦の長期的かつ一貫した買い手であり、品質を重視しています。私たちの的を絞った顧客への働き掛けにより、Cereals Canadaとバリューチェーンのメンバーは顧客とつながり、今年の品質に関する最新情報を提供できると同時に、関係を構築し、市場アクセスに関する議論をすることもできます」と説明しました。
新小麦収穫リポートは、Canadian Grain Commission(CGC、カナダ穀物委員会)、バリューチェーンメンバー、各州の生産者委員会と協力して作成され、毎年発表されます。Cereals Canadaはこの秋、9つの穀物輸出業者からカナダ西部の小麦の見本を受け取り、CGCの格付け支援を受けて新収穫リポート用の複合的な見本の分析を実施しました。カナダ東部の小麦の分析は、Grain Farmers of Ontario(GFO)が提供しました。
カナダの2023年New Wheat Cropの詳細と2023年Crop Summaryのダウンロードは、2023 New Wheat Crop Report(2023年新小麦収穫リポート)にアクセスしてください。
参照:Cereals CanadaのDean Dias CEOが2023年新小麦収穫リポートを発表
▽Cereals Canadaについて Cereals Canadaは、カナダの穀物バリューチェーンを代表する全国的な非営利の業界団体です。当団体は関係を重視し、政府や利害関係者と協力して、専門的な技術情報をタイムリーに提供し、クラス最高の顧客体験を実現します。当団体は貿易、科学、持続可能性に重点を置き、農家、輸出業者、開発者、加工業者、そして世界中の顧客を含むカナダ産穀物バリューチェーンを支えることに専念しています。
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