【台北2022年11月24日PR Newswire=共同通信JBN】産業グレードのフラッシュストレージ、DRAMメモリー、組み込み周辺機器の提供で世界をリードするInnodisk(Innodisk)は、AI市場参入の最新ステップとして、FPGAマシンビジョン・プラットフォーム「EXMU-X261」(https://www.innodisk.com/en/products/embedded-peripheral/fpga )の発売を発表した。スマートシティーやスマートファクトリーのアプリケーションを実現するために設計されたAMDのXilinx Kria K26 SOMを搭載したInnodiskのFPGAマシンビジョン・プラットフォーム(https://www.innodisk.com/en/products/embedded-peripheral/fpga )は、マシンビジョン・アプリケーションの開発を目指す産業システムインテグレーターを先導するものとなっている。
マシンビジョンの主要アプリケーションである自動欠陥検査は、現代の製造業には欠かせない技術である。自動外観検査は、製品が期待通りに動作し、仕様を満たしていることを保証する。このような場合、高速かつ高精度な検査システムの使用が不可欠である。AIがなければ、オペレーターが手作業で各製品を検査しなければならず、1製品当たり平均3秒かかってしまう。今ではInnodiskのFPGAマシンビジョン・プラットフォーム(https://www.innodisk.com/en/products/embedded-peripheral/fpga )のようなAIソリューションのお陰で工場での製品検査を自動化し、結果的により速く、より安いだけでなく、人的ミスも完全に排除できるようになった。
InnodiskのFPGAマシンビジョン・プラットフォーム(https://www.innodisk.com/en/products/embedded-peripheral/fpga )には、1GbE LAN、4つのUSB 3.1 Gen1ポート、2つのM.2スロット、その他一連の拡張、接続オプションが付属している。EXMU-X261(https://www.innodisk.com/en/products/embedded-peripheral/fpga )は、摂氏0度から70度の動作温度と、オプションで摂氏マイナス40度からプラス85度の産業用温度をサポートしており、過酷な産業環境にも十分耐えられるタフなプラットフォームとなっている。さらに、EXMU-X261はInnodiskのアウトオブバンド・リモート管理モジュール「InnoAgent」(https://www.innodisk.com/en/newsDetail/innodisk-brings-advancements-to-the-oob-space-with-innoagent )をサポートしており、システムクラッシュやインバンドネットワーク障害時にも、どこからでもプラットフォームをリモート管理できる。これは自動化システムにとって重要で、完全に無人化することで人手とメンテナンスコストをさらに削減できるからである。
EXMU-X261はInnodiskのAI Suite SDKを完全にサポートしているため、顧客はAMDの Xilinx Kria K26 SOMの機能を生かしてアプリケーションを迅速に市場投入できる。このパッケージソフトには、FPGA Model Zooのほか、iCAP (Innodiskクラウド管理プラットフォーム)や iVIT(Innodiskビジョンインテリジェンス・ツールキット)など Innodiskの社内ソフトウエアソリューション (https://www.innodisk.com/en/software/ )が含まれている。例えばiVITは、「ノーコード」ソリューションを効率的に開発、展開するための深層学習環境を提供する。