*The Forestiasでのブランドの住宅の販売総額は6億1000万米ドルを突破
MQDCのChakrit Hassarangsee上級副社長:
「これは、これまで家族がタイで常に過ごしてきた生活様式によって着想が得られた刺激的で新しいコンセプトだ。つまり同じ家族の複数の世代が互いに隣同士で暮らし、より多くの時間を共に過ごすためのつながった住宅での生活だ」
【バンコク2022年11月24日PR Newswire=共同通信JBN】
タイの大手不動産デベロッパーの1つ、MQDC(Magnolia Quality Development Corporation)は22日、同社のMulberry Grove The Forestias Villas住宅の最初の物件を2022年12月1日に公開すると発表した。これにより、複数の住宅が共につなげられ、数世代にまたがる拡大家族がともに生活し、その一方でそれぞれ独自の離れた住宅でプライバシーも享受することができるという、住宅設計の新しいコンセプトが紹介される。
The Mulberry Grove Villasは約1000平方メートルから1700平方メートルのサイズにまたがる住宅37棟で構成されている。各住宅は64ヘクタールに及ぶ多目的開発プロジェクトである「The Forestias」の中の4.16ヘクタール部分に配置されており、これはタイで最大級の民間不動産開発プロジェクトであり、バンコク東部で急速に開発が進む「Eastern Economic Corridor(東部経済回廊)」に位置している。
最高級住宅ブランドの開発を専門とするMQDCのChakrit Hassarangsee上級副社長は「これは、これまで家族がタイで常に過ごしてきた生活様式によって着想が得られた刺激的で新しいコンセプトだ。つまり同じ家族の複数の世代が互いに隣同士で暮らすつながった住宅での生活だ。近代的な都市でのライフスタイルでのニーズはこれをますます難しいものにしてきた。Mulberry Groveは複数の家族を再びつなぐのを支援することを目指している。われわれは、われわれのコンセプトに大きな関心を得ており、今回、12月1日以降、家族を招いて実際のものを見てもらうことができるようになった」と語った。
同氏によると、Mulberry Grove Villasは4から6寝室の3つのサイズで設計され、家族は購入にあたって住宅タイプの組み合わせを決め、さまざまなサイズの住宅のクラスターを作り出すことができる。各住宅は短い通路でつなぐことができるが、プライバシー保護のために樹木やその他の自然の仕切りによって分離されている。
「最も大きな住宅は、非常に大きなダイニングエリアと共用スペースを備え、これによりあらゆる世代の家族全員が1棟の住宅に集合することができる。またいくつかの住宅では20人以上もの人が同時に快適にテーブルに着くことができる」
1軒の非常に大きな住宅ではなく、住宅のクラスターを作り出すことは、各世代がそれぞれの内装と住宅レイアウトを設計し、それぞれ独自の異なった世代のニーズとスタイルに合わせるようにすることも狙っている。
▽「時間のボーナス」
MQDCのRoongroj Chongsujipan上級副社長は次のように語った:
「両親あるいは成人した子ども、あるいはその両方のすぐそばに人を住まわせるというコンセプトは、住宅の保有者に大きな『時間のボーナス』をもたらすことにもなる。すべての世代はそれぞれのニーズにぴったりと合うように設計された住宅に住みながら、徒歩数分以内で家族の他の一員に到達することができる。家族は子どもらの世話をしながら助け合い、より簡単に、また日中や夜間いつでも高齢の両親の世話もすることができる。これは家の間を移動する時間を節約し、家族が一緒に過ごす時間が増えることにつながる」
「もう1つの重要な利点は、家族の一員が常にどこかの住宅ですぐそばにいるため、子どもたちが家に取り残されているという気持ちに決してならないことである。その一方、退職した祖父母らは常にすぐそばにいる子どもたちや孫たちの生活の一部であることにより、より多くのエネルギーをもらうことになる」
超大型タイプのMulberry Grove Villaは、床面積が約1700平方メートルで、販売価格は現在の為替相場で約870万米ドルである。大型の住宅は床面積が約1200平方メートル、販売価格は約620万米ドル。また中型の住宅は床面積が約1000平方メートル、販売価格は約520万米ドルとなっている。
The Mulberry Grove VillasはThe Forestias内の他のいくつかの高級物件のすぐ近くに立地している。それには、タイで初めて建設されるSix Senses Residencesである超高級なSix Senses Residencesや、2024年にオープンが予定されている新たなSix Senses Hotelなどがある。
The Forestiasは都市開発の新たなグローバルプロトタイプであり、より健康な生活に的を絞って設計されたすべての特徴を有する世界で初めての街である。世界で最も著名な専門家らによって設計され、建設されているところであり、より健康な生活、高い品質の環境、持続可能性を重視した傑出した特徴が評価されて、既に40を超す世界的な賞を受賞している。賞の中には、高名なInternational Design Awards(IDA)からの「Gold Award for Urban Design」やOutstanding Property Awards Londonからの持続可能な環境に対するPlatinum Awardなどがあり、Innovative ArchitectureからVisionary Living & Working賞の受賞者にも選定されている。
MQDCのKittiphun Ouiyamaphunプロジェクトディレクター(The Forestias担当)は「Mulberry Grove VillasやSix Senses Residencesなど、当社のさまざまな住宅物件について多くの興奮が得られたことを目の当たりにしてきた。非常に多くの家族がThe Forestiasのさまざまな部分に納得しているのを見て、報われたという気持ちを抱いている。われわれは極めて急いで工事を進めている」と語った。
The Forestiasはこれまでに、複数のブランドのプロジェクトで総額6億1000万米ドルを超す住宅販売を登録している。
The Forestiasの際立った特徴の1つは、開発プロジェクトの中心部にある4.8ヘクタールの森であり、ここには林冠をくねくねと通り抜ける1.6キロの歩道がある。住宅部分を離れれば、The Forestiasにはライフスタイル施設や家族で楽しめる施設、小売り店舗や飲食店、コミュニティー活動や文化活動のためのタウンセンター、ファミリーセンター、複数の市場、スポーツ施設、オフィス用スペースなどが備わっている。