【ロンドン2022年11月22日PR Newswire=共同通信JBN】OmdiaのSemiconductor Competitive Landscape Tool(CLT)(https://protect-us.mimecast.com/s/EVUZCzpBnGH8RVoM1c41Mog?domain=omdia.tech.informa.com )によると、半導体市場は2020年初頭に始まったCOVIDパンデミックの期間中に異例の連続増収を記録してきた。
この間、8四半期連続という記録的な収益成長が起きたものの、現在、市場はここ2四半期、縮小に転じている。2022年第3四半期の半導体売り上げは1470億ドルで、前四半期の1580億ドルから7%減となった。
シニアリサーチアナリストのCliff Leimbach氏(https://protect-us.mimecast.com/s/JUCICBB8n5tPV257GhNMCcB?domain=omdia.tech.informa.com )は「市場の下落は一様ではない。市場のさまざまなパーツが、異なる時期に弱さを加速させた。2022年第2四半期の下落は弱含みのPC市場によって押し下げられ、インテルは17%下落した。直近の落ち込みは、メモリー市場の弱さによるものだ。データセンター、PC、モバイルの需要が減少し、顧客からの在庫調整も加わり、メモリーの収益は前期比(QoQ)で27%減少している」と述べた。
記録的な好景気の後、半導体市場は冷え込みをみせている。消費者マインドが低下した結果、第3四半期としては歴史的な落ち込みとなった。下半期に消費者需要が増加することを見越して、半導体の売り上げは増加した。2002年から2021年までの長期平均の四半期成長率は8%だった。
メモリーに特化した3社(サムスン、SK Hynix、Micron Technology)はいずれも1つポジションを下げた。2022年第3四半期の半導体売上高が100億ドル以上減少したのは大手メモリーサプライヤーだが、苦戦したのは大手だけではない。AMDは、PC需要の減速と在庫削減という、インテルが前四半期に被ったのと同じ市況に見舞われ、収益が減少した。
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