UAE,ドバイ, 2022年11月21日 /PRNewswire/ -- イタリアの高級自動車メーカー、アウトモビリ・ピニンファリーナ(Automobili Pininfarina)は、ハイパーGT「バッティスタ」の最終的な性能確認を終え、並外れた加速性能と制動性能に関する正式な数値を初めて公表しました。
ピュアEVであるバッティスタは独自のローンチコントロールを搭載し、0-60mph加速1.79秒、0-100km/h加速1.86秒、0–120mph加速4.49秒、0-200km/h加速わずか4.79秒というF1マシンを凌ぐ加速性能を発揮します。バッティスタのように圧倒的な加速性能を誇るクルマは、それに見合った強力な制動力を必要とします。バッティスタの制動距離はEVとしては世界で最も短く、100km/hから停止までわずか31メートルであることが公式な試験で確認されています。
これらの性能値は、バッティスタの中東デビューのタイミングに合わせて発表され、UAEのサーキット「ドバイ・オートドローム」にてバッティスタの比類なき走行性能が披露されました。バッティスタの走行の様子はこちらの映像でご覧いただけます:https://youtu.be/8VJHsLpgzZw
UAEでの初走行に続き、サウジアラビアでもバッティスタが受注開始となり、現地の正規代理店の協力を得て、各地でイベントが開催されます。
アウトモビリ・ピニンファリーナのチーフプロダクト&エンジニアリングオフィサーであるパオロ・デラーチャは次のように述べています。「当社が製作する次世代の電動ハイパーGTが、当初の開発目標を達成したことを誇りに思います。我々はバッティスタに対し、とてつもなく高い目標値を掲げ、それを上回る性能を実現しました」
「その核となったのが最適な重量配分と低重心です。 バッティスタは特別なチューニングを施したシャシーとサスペンション、何千マイルもの走行試験で検証されたタイヤ、前代未聞のパワーをもたらす4モーターのトルクベクタリングを組み合わせ、公道を走行可能なクルマとして世界トップの加速性能を発揮します」
「イタリア生まれの電動ハイパーGTであるバッティスタの最先端技術はこれだけにとどまらず、カーボンセラミックブレーキシステムも搭載されており、EVとしては世界で最も短い制動距離で停止します。ここUAEの見識あるクライアントの皆様は、賞にも輝いたバッティスタのデザインに加え、息を呑むドライビング体験にも、いたく感動されたご様子でした」
ピュアEVのバッティスタは1,900馬力、2,340Nmを発揮する史上最強のイタリア車です。最高速は350km/h、航続距離はWLTPモードで最大476km、車両価格は220万ユーロ(税別)からです。バッティスタの走行性能は今年初め、グローバルテストおよび開発プログラムの一環として、イタリアのナルドで記録・検証されました。
バッティスタはイタリアのカンビアーノにて、熟練した職人の手により、一台あたり1,250時間以上かけて150台限定で製作されます。この新しいハイパーGTはインテリアだけで1億2,800万通りの組み合わせがあり、オーダーメイドによる別次元の満足度をお約束します。購入されたお客様はほぼ無限に近い選択肢からインテリアの配色と仕上げを選ぶことができます。加えて、エクステリアのカラーコンビネーションと特注のディテール、アルミニウム製エクステリアジュエリーパック、特別なデザインのアロイホイールなどが用意されています。
バッティスタにはドライビング体験を演出する独自のサウンドスケープが採用されています。これは「スオーノ・プーロ」と呼ばれ、「プーラ」、「カルマ」、「エネルジカ」、「フュリオサ」、「カラッテレ」の5つのドライビングモードから選択できます。各ドライビングモードがドライバーの気分に合ったサウンドを奏で、バッティスタのキャラクターを際立たせます。
詳細については、右記をご覧ください
automobili-pininfarina.com/media-zone
編集者注
アウトモビリ・ピニンファリーナのバッティスタ(LINK TO PRESS KIT)
バッティスタは、これまでにイタリアで設計・製造された車両の中で最もパワフルであり、内燃エンジン技術を搭載する現代の公道仕様スポーツカーでは達成できない水準のパフォーマンスを発揮します。0-100km/h加速は現行F1レースカーを凌駕する2秒未満、最高出力1,900馬力、最大トルク2,340Nmを誇り、ゼロエミッションパッケージで究極のエンジニアリングとテクノロジーを両立しています。バッティスタは各ホイールに1基ずつ計4基の電動モーターがあり、120kWhのバッテリーから電力が供給されます。WLTP複合モードの航続距離は1回の充電で最長476km(300マイル)です。イタリア・カンビアーノにあるバッティスタアトリエにて、150台限定のバッティスタが1台ずつ手作業で製作されます。
アウトモビリ・ピニンファリーナについて
アウトモビリ・ピニンファリーナは、ドイツのミュンヘンに事業本部を置き、ラグジュアリー/プレミアム・カーブランドで豊富な経験を積んだ自動車エグゼクティブチームを擁しています。デザインとエンジニアリングはイタリア国内で行われ、手づくりされるハイパーGT「バッティスタ」と今後の全モデルは、すべての主要グローバル市場で「ピニンファリーナ」のブランド名で販売されます。世界で最もサステナブルで最も熱望されるラグジュアリーカーブランドを目指す新会社です。同社はマヒンドラ&マヒンドラ社(Mahindra & Mahindra Ltd)が100%出資しています。