【東京2013年12月11日PRN=共同JBN】世界的な太陽光発電製造大手のJinkoSolar Holdings Co.,Ltd.(晶科能源ホールディング有限公司、NYSE:JKS)は11日、同社モジュールがことし初めに取得したJET、JISQ8901認証に続いて、JPEC認証を取得したと発表した。JPEC認証の取得によって、JinkoSolarモジュールは小さな屋根での使用が可能になり、日本政府の助成金支給の対象になる。JinkoSolarはJET、JPEC、JISQ8901の各認証を取得した数少ない外国企業の1社である。
小さな屋根への設置を中心にしたJPEC認証は、太陽光発電協会(JPEA)が認証を行っている。この認証によって、JinkoSolarモジュールは設置場所の電力網との互換性と日本の小さな住宅の屋根への設置に必要とされる厳格な安全基準および国の基準に合致していることが保証されている。JinkoSolarのすべてのモジュールはこの認証でカバーされ、JinkoSolarは日本市場の急増する需要に対応して製品提供を増やすことが可能になる。
JinkoSolarの陳康平・最高経営責任者(CEO)は次のように語った。「JinkoSolarはJET、JPEC、JISQ8901認証を取得した数少ない外国企業の1社である。当社のモジュールが認証に必要な厳格な試験をパスしたことは、当社製品の信頼性と優れた品質の証しである。当社製品は今や、日本の住宅用、事業所用、地上設置太陽光発電など広範囲の太陽光発電で使用できることが認定された。JPEC認定は当社にとって、急速に成長している日本市場で新たなチャンスへの扉を開くのは確実である。当社の高品質製品とサービスを日本の顧客やパートナーに提供することで一層協力関係を深めていきたいと考えている」
▽JinkoSolarについて
JinkoSolarは大手太陽光発電製品メーカーで、中国・江西省、淅江省で生産活動を行い、販売およびマーケティング・オフィスは、中国の上海と北京、ドイツ・ミュンヘン、イタリア・ボローニャ、スイス・ツーク、米国・サンフランシスコ、オーストラリア・クイーンズランド、カナダ・オンタリオ、シンガポール、東京、南アフリカ・ケープタウンに置いている。
JinkoSolarは垂直統合型の太陽光発電製品バリューチェーンを構築し、2013年9月30日時点で、シリコン・インゴット、ウエハー、太陽光発電用セルのいずれにおいても総年間発電量は約1.5ギガワットであり、太陽光発電モジュールでは同1.8ギガワットである。JinkoSolarは中国で売電しており、世界の太陽光発電市場では広範な顧客ベースに太陽光発電製品を供給している。
ソース:Jinko Solar Holding Co., Ltd.