【サンノゼ(米カリフォルニア州)2022年11月15日PR Newswire=共同通信JBN】
*ArasanがFPGA設計向けに最大54.72GbpsのC-PHY v2.0の速度(3つのチャンネルすべてにおいて最大8Gspsで動作する場合)をサポートするMIPI CSI IPの即時提供を発表
ArasanはFPGA設計向けに最大8Gbps(1チャンネルの場合)のC-PHY v2.0の速度をサポートする、CSI-2 v.2.1仕様に準拠した同社MIPI CSI IPのまったく新しいバージョンをリリースした。このIPは必要な帯域幅を確保しながら、より低速な周波数で動作するFPGAのタイミング制限に対応するよう設計されている。
ArasanのIPは、同社の「We are Compliance」のキャッチフレーズ通り、複数のプロトコルアナライザー、ラボベースの規格準拠テスター、大量生産テスターで使用されている。この新しいMIPI CSI-2 IPは、こうしたコンプライアンスと製造テストのアプリケーションを主な対象にしている。
ArasanのMIPI D-PHY IP、C-PHY、CSI IP、DSI IPはすでに2.5Gspsまでの速度のコンプライアンステストに使用されている。この新しいFPGA用CSI-2コントローラーは、ArasanのMIPI C/D-PHY Combo ASICとシームレスに連動し、最大4.5Gspsの速度をサポートする。コンプライアンステスト企業は、ArasanのコントローラーとMIPI C-PHY / D-PHY Combo ASICのライセンスを受けて製品を製造することができる。
高解像度カメラ製品のプロトタイプ生産や限定量生産を希望する画像関連企業は、MIPI C-PHY / D-PHY Combo ASICとともに同社のCSI IPのライセンスを受けることも可能である。
FPGA用のMIPI CSI IP for FPGAはすぐにライセンス供与が可能。CSIコントローラーIPのライセンスを取得している顧客は、同社のIPが仕様に準拠していることに安心感を持てる。それはコンプライアンスのテストに使用される!
▽Arasanについて
2005年からMIPI Associationのコントリビューティング・メンバーであるArasan Chip Systemsは、モバイルストレージおよびモバイルコネクティビティー・インターフェース向けIPのリーディングプロバイダーで、10億を超えるチップが同社のMIPI IPを搭載して出荷されている。Arasanの高品質でシリコン実証済みのTotal IPソリューションには、デジタルIP、AMS PHY IP、検証用IP、HDK、ソフトウエアがある。Arasanは、モバイルSoCをターゲットにした製品ポートフォリオが充実している。モバイルという言葉は1990年代中盤の携帯情報端末(PDA)に始まり、今日の自動車、ドローン、IoTに至るまで同社の20年の歴史とともに進化し、移動するもの全てを含むようになった。Arasanは、規格に準拠したIPをモバイルSoCの中核に据え、この「モバイル」の進化の最前線に立っている。
▽問い合わせ先
Dr. Sam Beal
Mktg1@arasan.com
Photo - https://mma.prnasia.com/media2/1942011/Arasan_Apollo_Lite.jpg?p=medium600
Logo - https://mma.prnasia.com/media2/1445207/Arasan_Total_IP_Logo.jpg?p=medium600