【シンガポール2022年11月2日PR Newswire】国際決済プラットフォームの2C2P(https://2c2p.com/ )と、決済と不正防止専門家のための国際会員組織Merchant Risk Council(MRC、https://merchantriskcouncil.org/?utm_source=referral&utm_campaign=SEA-report&utm_medium=press-release&utm_id=2c2p.com )が委託した新しいIDCリポートによると、東南アジアの成長著しいデジタル経済が2026年までに3000億米ドル規模を突破すると見込まれる中、デジタル決済は企業に途方もない成長機会をもたらし続けている。
その半面、脅威と脆弱(ぜいじゃく)性の浮上は、高まる不正リスクを発生させる。この流動的な領域を乗り切るために企業は、適切な決済技術とセキュリティーイノベーションを導入し、成長を最適化して自社と顧客を不正から守る必要がある。
IDCのInfobrief「How Southeast Asia Buys and Pays 2022: New Opportunities, Connectivity, and Risks(2022年東南アジアの買いと支払いの状況:新しい機会、コネクティビティー、リスク)(https://go.2c2p.com/2c2p-infobrief/ )」は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムでの新たな機会とリスクを詳述している。
▽主要決済状況
・ デジタル経済の支出は2026年までに121%増加し、デジタル決済がデジタル経済の全決済に占める割合は2020年の80%から2026年までに92%に拡大する。
・ 東南アジアの4億2600万人のユーザーは、2026年までにモバイルウオレットを使うようになる。これは全人口の62%に当たる。
・ バイナウ・ペイレーター(BNPL、後払い決済)は重要性を増し続け、BNPL支出は2021年の3.5倍の98億ドルに拡大した。
・ リアルタイムペイメント(RTP、即時払い)は未来の東南アジアの決済状況を形成し、取引額は2021年の14億2860万ドルから2026年には8倍の129億7870万ドルに膨らむ。
・ 東南アジアでインターネットを使用する4人に1人は2020年に詐欺の被害に遭った。
モバイルウオレットやRTP、BNPLなどの新決済方法を企業がサポートする必要性は、決済管理と運用の複雑さを生じさせる。東南アジア各市場での決済利用方法は、それぞれの特性とそれに応じた脆弱性を伴う。この地域で営業する各企業は、顧客に適切な支払い選択肢を提供するために、高いローカル化と理解度が必要だ。同時に、各市場の多様性と異なるリスクレベルを前提として、不正をたくらむ人は弱みにつけ込むための活動を手直ししている。
▽IDC Infobrief、2022年の決済提携先の選択に関する5項目の提言
・ 東南アジア諸国連合(ASEAN)内での優れたサポート、特にクロスボーダー決済
・ 地域の複雑さへの精通
・ 新たな脅威を認識して対抗できる能力
・ より正確な認証技術の提供
・ 最新の脅威とベストプラクティスでトップを維持するグローバルな見識
MRCのJulie Fergerson最高経営責任者(CEO)は「東南アジアは、デジタル経済が新段階へと上昇を続ける素晴らしい有望性に満ちている。ただ、この成長は地域全体の企業と消費者を脅かす新たな詐欺の危険性を伴う。企業は詐欺師の脅威に対抗する機敏な手段を備えることが急務だ。この時期にふさわしいIDCのInfobriefは、各企業が成長への道のりを支える最高の決済パートナーを見つけることで、詐欺のリスクを低下させる適切な方法に焦点を合わせている」と語った。
2C2PのAung Kyaw Moe創業者兼CEOは「2C2Pはこの価値あるリポートの委託でMRCと提携したことを喜びとし、東南アジア全域の企業にとってもっと安全でリスクのない成長を支援したいと思う。この地域のデジタル経済が拡大し、より複雑化する中で、企業は新たな詐欺や脆弱性を避けられない。2C2Pは決済をスムーズにして、この多様性のある地域を守る決意であり、当社の顧客と小売業者の安全を維持しつつ、デジタル決済の簡便さを確保していく」と述べた。
MRCは2000年に発足し、業界の発展と電子商取引(EC)不正防止の最前線に立ち続けている。
MRC Logoのリンク:画像ダウンロード
(https://storage.pardot.com/314271/1601641469Jumy4zyZ/MRC_logo_with_tagline_CMYK.jpg )
ソース:2C2P
(日本語リリース:クライアント提供)