【サンディエゴ2022年10月21日PR Newswire＝共同通信JBN】政府および民間の幅広い顧客に革新的な航空機と高度な技術ソリューションを全面的に提供しているAEVEX Aerospaceは20日、DHC-6-300シリーズに対して現在承認されている米連邦航空局（FAA）追加型式設計承認（STC）が修正され、DHC-6-400シリーズのTwin Otterシリーズ機にも適用すると発表した。これにより、DHC-6-400シリーズは、Garmin G950 NXi/G1000NXiアビオニクススイートを装備した場合、最大離陸重量を1万4000ポンド（6350キロ）に引き上げ、スタンダードコミューターカテゴリーでの運航が可能になる。AEVEXの先進ソリューション担当副社長のJohn Zublin氏は「当社のDHC-6-400HG（TM）STCは、積載量の大幅な増加と最新のGarmin G950NXi/G1000NXi統合アビオニクスシステムを組み合わせることにより、DHC-6-400シリーズに変革をもたらす。この共同パッケージにより、オペレーターはミッションの役割を拡大し、ペイロードと航続距離を最適化し、航空機に付加価値を与え、収益を増加させる。われわれはAerocorp Avionicsと協力し、Garminの最新機能であるGFC（TM）700 3軸オートパイロットも取り入れることで、DHC-6-400シリーズを新たなレベルの性能に引き上げている」と述べた。Aerocorp Avionic Solutions Inc.のメンテナンスディレクターであるJoshua Fox氏は「Garmin GFC 700は、フライトディレクター、ヨーダンパー、自動および手動電動トリム機能を備えたAHRSベースの自動飛行操縦システムで、高いレベルの精密デジタル制御ときびきびしたオートパイロット操縦性を実現する。Garmin G950NXi/G1000NXiコックピットを世界中のDHC-6-400オペレーターが使用できるようになることは機能性を向上させる歓迎すべきオプションで、トレーナーから地域の航空会社にパイロットが円滑に移行することを支援する」と述べた。
DHC-6-300HG（TM）STCは、基本的なDHC-6-300 Twin Otterシリーズ機の積載能力を増加させ、最大離陸重量を1万2500ポンド（5670キロ）から1万4000ポンド（6350キロ）に引き上げ、全体で12％増の1500ポンド（680キロ）増となる。平均空虚重量7700ポンドに基づく積載量は31％増加する。Hartzell製4ブレードプロペラ「Scimitar」による効率の向上と騒音低減の改善により、PT6A-34エンジンを全開にした750軸馬力での運航が実現する。さらに、空力的、構造的な改良が施されている。DHC-6-300およびDHC-6-400は、スタンダードコミューターカテゴリーSTCとして、特別な目的制約を受けることなく収益飛行での運航が可能になる。
Garmin G950NXi/G1000NXiのナビゲーション機能には、VHF通信/ナビゲーション、ILS、WAAS/SBAS認証GPSを提供する無線モジュールおよび次世代ADS-B「Out」規制要件を満たすLPVアプローチを統合した航法精度要件の機能を備えている。
Naras"Bo"Alksninis/951.600.0009x218/BAlksninis@AEVEX.com
Photo - https://mma.prnasia.com/media2/1925414/AEVEX_Aerospace_DHC_6_400HG.jpg?p=medium600
