【成都(中国)2022年10月17日PRNewswire=共同通信JBN】雪山の麓のパークシティー、中国の四川省成都は都市開発の新しいモデルを目指し、市民のエコロジカルウェルビーイングを常に向上させている。
成都錦城緑道沿いのサイクリングは今年、成都で最も人気のある屋外レジャープロジェクトの1つになった。成都環状高速道沿いに建設された緑道は全長100キロ。
人口2100万人を超える大都市の成都は、地域全体に大規模な生態保全の回廊と上質な緑の空間を構築する構造として「緑の山、緑道、水系、公園」を利用している。
同市は、窓越しに緑地が見え、都市と公園が一体となった都会様式の美を創出する都市インターフェースを構築しつつある。
成都の東に位置する龍泉山は、人工造林と荒廃した森林の再生により、総面積約1275平方キロの超大規模都市型森林公園に変容した。この公園は成都の「緑の中心」になった。
成都の西にある龍門山には、総面積1459平方キロのGiant Panda National Park(大熊猫国立公園)成都地区が低干渉モデルの採用で4528ヘクタールのジャイアントパンダ生息地を復元した。
計画総延長1万6900キロの天府緑道システムは密集するネットワークに織り込まれ、完全な生態系ネットワークを形成するため、同市の緑と水のシステム、森林、湖、川、そして農村地域を徐々に結び付けている。
パークシティーの建設は、庭園を造成して緑を増やし、都市空間レイアウトの問題を解決し、環境を損なわない文明とバランスのとれた経済・社会発展の実現を目指す。
生態学的プロジェクトの建設で、成都は上質な生活シナリオと新たな消費シナリオを有機的に埋め込み、生態学的価値の経済的・社会的価値への変換を促進し、一般国民により多くの利得感と幸福感をもたらす。
国家が承認した低炭素実験都市として、成都市政府(Chengdu city government)は国の「二重炭素」目標の実現に導かれた経済・社会開発の包括的なグリーン変革を加速してきた。
成都は近年、グリーン輸送システムの建設を加速している。成都の鉄道輸送の運行距離は558キロに達し、全国第4位である。