【香港2013年11月6日PRN】
*高性能OpenStackアプリケーションを加速する物理スイッチ
Centec Networks(http://www.centecnetworks.com/)とTryStackは、OpenStack Summit 2013で、OpenStackと物理SDNスイッチに基づくOPEN Cloud Solutionを合同発表した。このソリューションは、ハードウエアベースSDNスイッチ・プラットフォームを使用したクラウドコンピューティングのネットワーク仮想化のパフォーマンスを向上させることを目的としている。このソリューションは、より高性能、より安全、かつより価値があるサービスを顧客に提供するOpenStackの展開を実現する。
OpenStackは、クラウドコンピューティングのための主流のオープンソース・ソフトウエアの1つであり、コンピューティング/ストレージ/ネットワーキングの仮想化のために導入されることが増えている。実際の展開では、ネットワーク・パフォーマンスのボトルネックが大規模なスケーラビリティーを伴う仮想化にとって次第に重大な障害となっている。このソリューションはCentecのV350 SDNスイッチが提供する革新的な「vSpeed」技術を使って、GREとMPLSトンネルを含めネットワーキング・オペレーションをSDNスイッチにオフロードし、その機能は大幅に低性能なサーバーのソフトウエアで実行される。「vSpeed」によって実現されたハードウエア・オフローディングによって、コンピューティングおよびストレージためのCPUリソースを大幅に節約する。今回リリースされたソリューションは、1万ものバーチャルマシンおよび10Kトンネルをサポートし、テスト結果ではパフォーマンスは50%向上した。
OpenFlow1.3に準拠したCentec V350 SDNスイッチは、OpenStackプラグインを介してOpenStackプラットフォームにシームレスに接続できる。OpenStackプラグインは「OPEN」にコミットしており、オープンソースとしてNeutronプロジェクトに提供される。さらに、Centec SDNスイッチとSDKはオープンソース・ロードマップが提示されるので、ユーザーは全面的にカスタマイズしたクラウドソリューションを構築できる。
TryStack.cnのコミュニティー開発のディレクターであるドゥ・ユージエ氏は「TryStack.cnのメンバーは、コアシリコンおよびホワイトボックススイッチの大手ベンダーであるCentecが顧客のためにクラウドを展開する際に遭遇するセキュリティー、性能、安定性などの問題を解決するため、OpenStackに基づく信頼性があるクラウドコンピューティング・アーキテクチャーを合同発表した。このソリューションの最も重要な部分の1つとして、大規模な展開であってもSDNアクセラレーションが示す優位性について当社の顧客から承認を獲得したことである」と語った。
Centec Networksのタオ・グー副社長(事業開発担当)は「SDNが普及し始めているが、これは業界チェーンにおけるホリゾンタルセグメンテーションの一般的な傾向となっている。TryStackは、信頼できるOpenStack Cloudアーキテクチャーの推奨を使命とする中国のOpenStackコミュニティーの中で最もアクティブな1つである。Centecはコアシリコンおよびホワイトボックススイッチ・ベンダーのリーディングイノベーターとして、TryStack.cnと協力してクラウドコンピューティングの高品質なアプリケーションサービスを促進し、クラウドコンピューティングのネットワーク仮想化のためのオープンでコスト効率に優れた総合的ソリューションを提供できることを大変うれしく思う」と語った。
▽Centecについて
Centec NetworksはSDN用にスイッチングシリコンとホワイトボックス・ソリューションを提供するパイオニア企業である。当社は、キャリア、企業、データセンターのネットワークにSDNを導入することにコミットしている。オープンSDNアーキテクチャーを活用して、Centecは、顧客のネットワークが従来のL2、L3、MPLS/MPLS-TPアプリケーションから最新のSDNトラックにシームレスに移行することを可能にする。Centecは顧客と一緒になって、最適化された投資とよりオープンな能力によってスイッチング・ネットワークを再定義し、将来および現在の価値をつくり出す。
http://www.centecnetworks.com/
▽問い合わせ先
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ソース:Centec Networks