【ファンティエト(ベトナム)2022年9月2日PR Newswire=共同通信JBN】Son My Industrial Park Investment Construction And Trading Infrastructure Limited Company(ソンミ工業団地建設・貿易インフラストラクチャー会社、略称:IPICO)は2022年8月30日、ベトナムのビントゥアン省で同社の主要プロジェクトSon My I Industrial Park(ソンミI工業団地)の起工式を開催した。
起工式にはファム・ミン・チン(Pham Minh Chinh)首相、ボー・ティ・アイン・スアン(Vo Thi Anh Xuan)副大統領、チャン・クアン・フォン(Tran Quang Phuong)国会副議長や他の政府関係者のほか、地元省庁の代表が出席した。
ソンミI工業団地はIPICOが出資、開発し、一等地に総面積1070ヘクタールを占めている。これはビントゥアン省とベトナムにとっての重要プロジェクトであり、将来の投資を呼び込む存在になると予想されている。
ソンミI工業団地は、工場用地、サービスセンター地区、技術インフラ地区、緑地・水域地区の4つの土地利用機能に従って区割りされている。工業団地の2つの液化天然ガス(LNG)発電所、Son My 1(ソンミ1号)とSon My 2(ソンミ2号)は目を引く施設であり、総発電力は4500MWで、200ヘクタールの区域に電力を供給する。団地内には100ヘクタールのLNG受け入れ港と裾野産業向けの430ヘクタールの土地もある。ソンミI工業団地は、グリーンエネルギー産業開発用の補助装置の生産に特化した再区割り区域も持つことになる。さらに団地の30%以上が技術インフラ、公益事業施設建設、産業向けサービス区域のほか、教育、研修、医療、健康管理、オフィス施設などの工業団地の従業員向けの主要公共施設用に取り置かれる。
ファム・ミン・チン首相は起工式で、ビントゥアン省を支援する調整と取り組みを強化し、さらにビントゥアン省の潜在性を最大化し、同省の強みを生かすために、難題や障壁を早急に解決し、ソンミI工業団地プロジェクトの円滑な進展に好ましい状況を作り出すよう関係中央省庁に指示した。
IPICOのLe Quang Hieu副会長は「持続可能なエネルギーを備えたスマートでグリーンな工業団地となることを中核とし、ソンミIは炭素と温室効果ガス排出量を削減する再生可能でクリーンなエネルギーの開発を最優先事項とする。ソンミIは戦略的な立地にも恵まれ、地元産品と農産物の輸出入を促進する統合された海港の開発に適している」と述べた。
ソンミI工業団地はすでに、世界の主要な投資家を誘致している。PetroVietnam Gas JSC(国営ベトナム石油ガスグループ(Vietnam Oil and Gas Group)の1部門)、AES Group(世界最大級の米エネルギー会社)、フランス電力(Electricite De France S.A.)の共同体(フランス)、双日(日本)、 Pacific Corporation JSC、九州電力(日本)などである。
ソンミI工業団地は、工業団地のすべてのインフラの建設を2025年までに完了させる目標を立てている。団地は操業開始の段階で数千人の労働者の雇用機会を生み出すことが見込まれ、地元社会の生活の質を向上させ、ビントゥアン省の有利な成長軌道への舞台も設定していく。
-プロジェクト名:ソンミI工業団地
-投資者:IPICO
-所在地:ビントゥアン省ハムタン県ソンミ社
-総面積:1070ヘクタール
-ウェブサイト:https://ipico.com.vn/
▽IPICOについて
SON MY INDUSTRIAL PARK INVESTMENT CONSTRUCTION AND TRADING INFRASTRUCTURE LIMITED COMPANY(略称:IPICO)は、地域経済の開発を促進し、地元社会の生活の質を向上させ、環境を保全するという遠大な意図を持って2017年に設立されたスマートでグリーンな工業団地の開発の草分け的存在であり、政府の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)への取り組みを積極的に支持している。