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メーカーの23社が600W+を採用し、210ウエハー、セル、モジュールの生産量が80%に到達

TrendForce
2022-07-22 16:32 986

【常州(中国)2022年7月22日PR Newswire=共同通信JBN】TrendForce EnergyTrendの2022年第2四半期リポートによると、全セルメーカーの約80%にあたるセルメーカー56社が現在、210mmセルを製造でき、これは前年比51%増加した。さらに、モジュールメーカー23社が現在、600W+テクノロジーを導入している。

ポリシリコンのコストの増大に伴い、効率を高め、コストを軽減し、プロジェクトのIRRを向上させる必要性がかつてないほど差し迫っている。大型で超高出力PV製品は、高出力、効率性、信頼性、大きな費用便益によって急躍進している。これらは、ウエハー、セル、モジュールの生産量および出荷の80%に達しており、市場の主流になっている。

リポート全文は以下のウェブサイトからダウンロードできる。

https://static.trinasolar.com/sites/default/files/Outlook_Large-Sized_Wafers_Cells_and_Modules_2022-final.pdf

▽トレンド:高出力モジュールに入札が集中しており、23の企業が600W+を導入

TrendForceの入札数は、調達され使用されている大型の182および210mm(210Rを含む)モジュールが大幅に増加したことを示している。発表された89.4GWのPVモジュール入札の分析は、その内の約72.2GW(77%)が特定のサイズ要件はなく、単に530W以上の出力を求めているだけである。17.2GWの入札は特定のモジュールサイズ要件があり、その内、大型(182および210mm)バリエーションは13.97GW、すなわち81.2%を占める。

特に地上発電所では、大型の高出力モジュールが主流になっている。大型の分散型PV製品はこの活況を呈する市場で急拡大するとみられている。

▽210mmウエハーの生産量は172%増加し、大型ウエハーのシェアは80%を超えた

2022年前半に新たに達成された生産量は大半が182および210mmウエハーと互換性があった。TrendForce EnergyTrendの調査によると、今年の大型ウエハー(182および210mm)は422.6GWになり、83.1%を占め、その内、210mmウエハーは前年比172%増(2021年は60.1GW)の164GW(32.25%)となった。大型ウエハー(182および210mm)は、2023年までに89.97%の市場シェアを有し、210mmは274.6GWすなわち46.35%を占める。

ウエハーの薄化の進展は当初の予想を上回り、ウエハー消費量を大幅に削減した。高まる一方の原材料の高価格に直面する企業は、165マイクロメートルから160/155マイクロメートルへの迅速に切り替えることによって、ウエハーの使用を軽減し続けており、150マイクロメートルに向かって移行していく。このため、ウエハー消費は2021年の2.7-2.8g/Wから約2.6g/Wに落ち込むと予測されている。

▽80%の企業は、新旧の生産量の間で行ったり来たりを目まぐるしく繰り返し、210mmセルを生産できる

大型182および210mm(210Rを含む)セルの展開は、企業の生産量更新と反復、さらに需要の変化に伴い着実に減少している。TrendForceの調査によると、182および210mm(210Rを含む)の合計生産量は現在、約82.5%であり、大型セル(182および210mm)は2023年には生産量が593.25GWに達し、210mmセルの生産量は380.4GW、市場シェアは57.59%になるとみられる。

▽大型モジュールは2022年第1四半期に出荷の約80%を占めた

主要なモジュールメーカーは、2022年第1四半期に34.31GWの総出荷量を生み出し、大型モジュール(182および210mm)は27.26GW、すなわち79%を占めた。M6以下の小型モジュールへの需要減少は、大型モジュール出荷の増大に反映されている。主要なモジュールメーカーは、2022年を通じて全体で203-230GWを出荷すると予測され、210mmモジュール(210Rを含む)の出荷は急増する。

▽210 + N型テクノロジーが進展中

PERCが効率向上のカットオフポイントに達し、材料、輸送、土地のコストが増大するにつれ、変換効率のさらなる向上、システムコストの削減と反復の加速、N型テクノロジーのアップグレードが競争上の優位性を追求するPV企業にとっては不可欠になっている。このように210mm製品が登場し、オープン性と広範な互換性のおかげで高度なテクノロジーを追加することも可能になる。

Trina Solarは先月、新しいN型および210テクノロジーに焦点を合わせた西寧工場の生産拡大を発表し、これにより同社は主要材料の主要なサプライヤーとして顧客の価値を高めることが可能になる。モジュールの出力は、N型と210テクノロジーを合わせて。700W以上になると予測されている。

大型製品と高度なテクノロジーの併設は、効率の向上とコスト削減のさらなる余地を拡大した。210mm+N型は今後もLCOEを最適化していく。これは再生可能エネルギーでPVの比率をさらに高め、カーボンのピークおよびニュートラル目標の大義に貢献する。

ソース: TrendForce