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ロックウェル・オートメーションがスマートドライブの機能を拡張

Rockwell Automation
2022-07-20 08:05 1610

新しいPowerFlex 755TSドライブは、モータ制御アプリケーションにおける重要な役割を担い、予定外のダウンタイムを低減し、モータを高速化します。

東京、2022年7月20日PR Newswire — ロックウェル・オートメーション (NYSE:ROK) は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションに専心する世界最大の企業で、本日、広範なモータ制御アプリケーションをサポートするために、PowerFlex AC可変周波数ドライブポートフォリオの拡張を発表しました。これはTotalFORCEテクノロジを活用する次世代ドライブを通じて、お客様にさらなる柔軟性と性能、インテリジェンスを提供します。

ロックウェル・オートメーションがスマートドライブの機能を拡張
ロックウェル・オートメーションがスマートドライブの機能を拡張

この新しいPowerFlex 755TSドライブ (https://www.rockwellautomation.com/ja-jp/products/hardware/allen-bradley/drives/low-voltage-ac-drives/architecture-drives/20g-powerflex-755t.html )は、ロックウェル・オートメーションのTotalFORCEテクノロジを搭載した初の6パルスドライブで、お客様は自社設備を最大限に活用することができます。これまでアクティブ・フロントエンド・テクノロジを搭載したPowerFlex 755Tドライブでしか利用できなかったTotalFORCEが、より広範なアプリケーションで利用できるようになります。これには、従来のファン、ポンプ、コンベアなどのアプリケーションから、特殊なドライブソリューションに見られるような高性能な機能を必要とする、より高度なモータ制御プロセスが含まれます。

これによって、次の3つの方法で、ほぼすべてのモータ制御アプリケーションに、シンプルで一貫したユーザエクスペリエンスを提供します。

 柔軟で高性能な制御。このドライブの電力範囲、電圧クラス、性能は、幅広いモータ制御アプリケーションの要件を満たします。これによって、共通のドライブを複数のアプリケーションで活用できるため、サポートが簡素化され、スタッフの負担の軽減にもつながります。

 運用のインテリジェンス。組み込み型の予測モデルが継続的なオペレーション監視により、ドライブコンポーネントの予想される残余寿命を算出します。この情報をもとに、決まったスケジュールではなく、必要に応じてコンポーネントを交換することで、予期せぬダウンタイムやメンテナンスのコストを削減できます。

 容易な試運転と最適化。アダプティブコントロール(適応制御)などの一連の機能を活用することで、経時的に変化する機械の特性を監視し、その変化を自動的に補正できます。これにより、チューニングの専門知識がなくても、ドライブの試運転を迅速に行い、ドライブの寿命を適切に維持できます。また、機械的摩耗を低減し、稼働時間を改善します。

「従来の6パルスドライブでも利用可能になったTotalFORCEのメリットを、より多くの製造業企業が経験することになるでしょう。PowerFlex 755TSドライブに備わっている優れた性能とインテリジェンスは、生産性を向上させ、従業員の負担を軽減します。現在の市場に、この能力を提供できるドライブは他にはありません」とロックウェル・オートメーションのアジア太平洋地域低電圧ドライブ事業部マネージャであるサヴ・パパダポウラスは述べています。

PowerFlex 755TSドライブには、オプションで強化された腐食性ガス保護(XT)を搭載でき、稼働時間の向上と腐食性ガス環境での動作寿命の延長をサポートします。このドライブは、最も過酷な腐食性環境のテストプロトコルの1つを使用した試験により検証済みです。このテストプロトコルは、業界屈指のASTM B845メソッドKによる混合流動ガス試験における30日間の暴露試験と、既知の業界標準要件を超えるさらなる独自試験を融合させたものです。

755TSドライブは、産業オペレーションにおけるサイバーセキュリティを強化するために、CIP Securityに対応しています。CIP Securityの実装により、データの真正性、完全性、および機密性が提供され、制御システムの防備が固められます。これは、ネットワークへの悪意のあるリモートアクセスや悪質な行為のリスクを防御します。

755TSドライブは、他のPowerFlex 750ドライブからの移行を容易にするよう設計されています。また、755TSドライブは、機械的および電気的に他のPowerFlex 755ドライブとそのまま交換することもできます。物理的寸法、取付け穴、配線位置も同じです。そして、引き続き既存の750ドライブのI/Oおよび安全オプションカードが使用できる、スロットベースのアーキテクチャを採用しています。さらに、Logix制御プラットフォームへのプレミア統合 (https://www.rockwellautomation.com/ja-jp/company/news/magazines/the-premier-integration-experience.html )により、ドライブ構成およびプログラミングが容易になります。

ロックウェル・オートメーションについて

ロックウェル・オートメーション (https://www.rockwellautomation.com/ja-jp.html )(NYSE: ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約25,000名の従業員が、世界100か国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。https://www.rockwellautomation.com/ja-jp.html

PowerFlex、 Rockwell Automation、およびTotalFORCEは、Rockwell Automation Inc.の商標です。 

CIP Securityは、ODVA, Inc.の商標です。

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: Rockwell Automation
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