NOVOSENSEが2022年上半期に画期的で革新的な技術を搭載した多数の自動車向けチップを発売

【上海2022年7月13日PR Newswire＝共同通信JBN】NOVOSENSE（アナログおよびミクスドシグナル・チップデザイン企業）は2022年前期に、自動車、産業、情報・通信、消費者家電の分野で幅広く使用される10を超える新製品を発表した。同社の画期的で革新的な技術によって、多くの同社製品はAECQ-100自動車要件を満たしており、要求の厳しい自動車アプリケーション分野で一定のシェアを保有している。

▽自動車システムのACないしはDC電流の検知のための高い絶縁と迅速な過電流保護： NSM2015／NSM2016シリーズのホール効果電流センサーチップ

NOVOSENSE NSM2015／NSM2016ホール効果電流センサーチップは、自動車のOBC、DC／DC、PTCヒーター、充電ガン、PDU、その他システムのACないしはDC電流センサーに使用できる。それは、外部絶縁構成部分なしで正確な測定ができる極めて低い一次導通抵抗を搭載する完全一体型の高い絶縁電流センサーである。

このシリーズは固定出力モードを採用し、出力電圧は、一定幅の供給電圧がなくても不変であり、供給電圧が変動しても変動しない。このシリーズはシステム上、高精度な電圧レギュレーターへの依存を解消するため、システムBOMをより簡素にし、コスト効率を高める。

NOVOSENSEの新しいチョッパおよび回転励起電流技術は、ゼロポイント温度ドリフトを小さくとどめる。高精度な内部温度修正アルゴリズムとオフライン精密較正のおかげで、全動作温度範囲で高い精度を保つことができ、2次プログラミングの必要を解消する。

さらに、このシリーズは、通常1.5 usの応答時間を誇る高速過電流保護を搭載している。この高速過電流出力は、過電流やショートのイベントを検知する容易な方法を提供する。過電流保護の基準点は、全電流の75%から200%に設定可能である。これは、最大5000Vrmsの抵抗、最大1550Vpkおよび1097Vrmsの動作絶縁抵抗、最大100Aの電流範囲を搭載したワイドボディーのSOIC16WとSOIC8パッケージの両方で市販される。

▽コモンモード磁界抑制機能を持ち、自動車部品の回転アングルを検出するために使用可能：NSM301xシリーズのホール効果アングルセンサーチップ

NOVOSENSE NSM301xシリーズのホール効果アングルセンサーチップは非接触型の回転アングルセンサーであり、自動車のスロットル、シャーシ高、ステアリングホイールアングル、スロットルペダル、バルブスイッチの検出のために使用可能である。全方位を検出し、マイナス摂氏40度から125度までの周辺温度で正確な測定アングルを提供する。

このシリーズは、自動利得制御（AGC）モジュールを搭載し、シグナルパスの利得を調整し、さまざまな機械的制約と磁場に適合することができる。このアプローチは既存のアーキテクチャーに直接統合可能であり、高い精度を提供するために、最高のシステムデザイン柔軟性を提供する。

さらに、これは14ビットのリニアDACアナログ出力／12ビットの解像度PWM出力、14ビットのSPIアングル出力を提供する。これは、全温度範囲でプラスマイナス１度の精度のアングル出力を提供し、4セクション取り付け後の最大プラスマイナス0.2度の精度での4セクションの1つずつの取り付けをサポートする。

このセンサーチップのシリーズは、X／Y／Z軸からの浮遊磁場干渉に左右されない。4つの統合平面ホール素子はZ軸の磁場変化だけに反応し、XおよびY軸の浮遊磁場の変化には影響されない。2つの対向するホール素子のペアの差動増幅を通じて、4つのホール素子は正弦波信号と、それに続くCORDICオペレーション向けのコサイン信号を発生する。差動入力のために、Z軸に沿った同一の磁場干渉は打ち消される。

▽自動車システムのACおよびDCバス電圧を検知するために高性能でコスト効率に優れている：NSI1312xシリーズの絶縁型電圧サンプリングチップ

NOVOSENSE NSI1312xシリーズの絶縁型電圧サンプリングチップは、自動車システムのACおよびDCバス電圧に使用可能である。これは正および負電圧入力と高インピーダンス入力、差動ないしはシングルエンドのアナログ出力をサポートする。これは最大5000Vrmsの絶縁電圧と最大150KV/usのCMTIを提供し、高精度と低温度ドリフトを実現することができる。

技術革新を通じて、NMCは絶縁型アンプリファイヤーのコストを大幅に最適化し、プラスマイナス1.2V双方向リニア入力電圧をサポートし、ACおよびDC電圧の取得をサポートし、AC入力の相損失の検知を可能にする。さらに、これはシングルエンド出力電圧もサポートし、追加のオペアンプなしでMCU ADC I/Oポートに直接接続可能である一方、コスト効率と高性能の要件を満たすことで、市場競争の新しい基準を提供する。

コンデンサー技術分野における長年の蓄積と同社の特許優位性によって、この製品シリーズは、同種の製品と垂直伝導および水平伝導で比較して大きな優位性を伴う優れたEMI性能を誇っている。

この製品シリーズは、狭胴型スモールパッケージおよびシングルエンド出力バージョンで提供され、デザインを容易にする。

▽自動車用バッテリー電源供給システム用に特化してデザインされた超低静的電力消費：NSR31／33／35シリーズのLDOチップ

NOVOSENSE NSR31／33／35シリーズのLDOチップは、最大45Vの過渡電圧をサポートし、3Vから40Vの幅広い入力電圧を備える自動車用バッテリー動力システムアプリケーション向けにデザインされている。5uAの超低静的電力消費と低差動電圧によって、高い待機電源を消費する自動車アプリケーションに最適である。これは待機システムでMCUとCAN／LINトランシーバーを駆動し、電力を節約するとともにバッテリー寿命を延長させる。

このチップシリーズにはさまざまなオプション仕様があり、さまざまなデザイン要件を満たす。このシリーズは2.5V、3.3V、5.0Vのさまざまな固定電圧モデルに加え、出力調整可能バージョン（0.65Vから18Vまで）もある。さらに、150mA、300mA、500mA出力電圧容量がさまざまなシリーズ向けに入手可能であり、チップ内部で制限可能である。これはSOT223、SOT23、DFN-8、MSOP-8EP、SOP-8EP、TO252、TO263などのパッケージで市販されている。これは、ショート保護と過熱保護機能を統合し、マイナス摂氏40度から125度の周辺温度で作動可能である。

▽運転車両システム負荷構成部分向けに特化してデザインされた完全な診断・保護機能：NSE11409シリーズの40V／シングルチャンネル90m（オメガ）インテリジェントローサイドスイッチ

NOVOSENSE NSE11409シリーズの40V／シングルチャンネル90m（オメガ）インテリジェントローサイドスイッチは、高信頼性の負荷アプリケーションを駆動するようデザインされている。これらは自動車用リレー、アクチュエーター、照明、耐熱性ワイヤなどの負荷構成部分を駆動するために幅広く使用されている。これらは45V以上の統合VDDクランプを備えた完全な診断・保護機能を搭載しており、リレー、バルブなどの誘導負荷の駆動に最適で、これらの迅速な消磁に役立つ。

このチップは開回路診断および過熱保護機能によって、出力電流を制限できる。チップは間マイナス摂氏40度から125度までの周辺温度で作動可能であり、SO-8とSOT-233の2つのパッケージで市販されており、さまざまなデザイン要件を満たす。

これまでに紹介した新しいNOVOSENSE製品は標準モデルで市販され、ユーザーのさまざまなアプリケーションシナリオを満たしている。NOVOSENSEの最新情報および製品情報の詳細は、同社公式ウェブサイトwww.novosns.com を参照。

「信頼性と信用性」の企業価値と、「Sense and Drive the Future, Build a Connected World with Semiconductors（未来を察知し、それを推進し、半導体でコネクテッドワールドを築く）」というミッションに基づき、同社はデジタルと実世界を結ぶ付けるチップレベルのソリューションの提供にコミットしている。

▽NOVOSENSEについて

NOVOSENSE（STAR Maeket: 688052の株式コード）は、高性能・高信頼性アナログおよびミックスドシグナルチップデザイン企業である。2013年に創設されて以来、同社はシグナルセンシング、システム相互接続、パワードライブに注力し、センサー、シグナルチェーン、アイソレーター、インターフェース、電力、運転・電力管理など、包括的な半導体製品およびソリューションを提供している。

製品情報に関しては、電子メールsales@novosns.comで問い合わせを。