コロンブ(フランス), 2022年7月7日 /PRNewswire/ -- アルケマ(Arkema)の接着剤ソリューション部門のBostikはこのほど、Ashland(アシュランド)の高機能接着剤事業の買収終了から4カ月を経て、同事業の自社組織への統合を完了させた。この画期的な出来事は、期待される相乗効果や成長を実現するBostikの能力に重要な1歩を記すものである。
同社がAshlandの高機能接着剤部門を統合していく中で、また顧客中心主義と、さまざまな市場で革新的でより持続可能な高価値ソリューションを開発する能力を強化するために、Bostikはこのほど事業内容の再編成を終え、これから以下の4つの市場中心型の事業部門を運営する:
*耐久消費財(Durable Goods)部門は、Bostikの長年にわたる耐久消費財事業とAshlandの構造用接着剤事業を一体化し、組み立て、モビリティー、エンジニアリング接着剤、建築部材など高価値市場向けのオーダーメードのソリューション開発能力を強化する。
*先端包装・加工部門(Advanced Packaging & Converting)は、Ashlandの感圧接着剤と、ラミネーション・コーティング事業を統合し、市場でのリーダーシップと地理的な展開領域を強化して圧延製品加工業界における世界の顧客のニーズに対応する。
*衛生・紙・段ボール部門(Hygiene, Paper & Cardboard)は、Bostikの不織事業と硬質包装事業を結合し、衛生およびエンドマーケットの包装業界における世界の消費財顧客にサービスを提供する。
*建築・消費者(Construction & Consumer)部門は、これまでと変更はなく、建築業界におけるプロおよび個人の顧客にサービスを提供する。
BostikのVincent LEGROS最高経営責任者(CEO)は「Ashlandの高機能接着剤事業の買収は、顧客にオーダーメードで高価値の革新的な接着剤ソリューションを提供するという当社の戦略において、敷居をまたいでいくための比類のない機会をもたらす。当社の新しい組織は、われわれがこの戦略を達成するのを支援し、生粋の特殊材料企業になるというアルケマの大きな目標に大いに貢献していく。チームの全員が、これが作り出そうとしている多くの機会を本当に喜んでいる」と語った。
感圧接着剤で世界で最も完璧な製品ラインの1つ、また構造用接着剤と軟質ラミネーション市場をリードする立場を有するこの新しい組織は、顧客やアルケマグループの他の事業部門とともに、革新的でより持続可能なソリューションを開発する重要な機会を解き放ち、その一方でいくつかの主要市場での事業のグローバル化を手助けしていく。
▽Arkema(アルケマ)の接着剤ソリューション部門Bostikについて
BostikはArkema Group(アルケマグループ)の子会社であり、建築、消費者、工業市場向けの特殊接着剤のグローバルプレイヤーである。革新的で多機能なシーリングとボンディングのソリューションを開発し、130年以上にわたってわれわれの日常生活を形作ってきた。年間売上高20億ユーロ超を有して50カ国以上で事業を展開し、6500人超の従業員を擁するBostikは、イノベーションを通じ、エコロジー、エネルギー、技術における大きな課題に取り組んでいる。顧客やパートナーの期待に応えるために、継続的な改善とオペレーショナルエクセレンスに注力している。
▽問い合わせ先
Hortense BLAZSIN
e-mail: hortense.blazsin@bostik.com
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