【ソウル(韓国)2022年7月5日PR Newswire=共同通信JBN】海事、港湾/ターミナル、物流運用技術の大手プロバイダーで、EUSU Holdingsの子会社であるCyberLogitecは、Dongwon Global Terminal(DGT)が全自動の釜山新港ターミナルのためにCyberLogitecのターミナルオペレーティングシステム(TOS)を選定したと発表した。
Dongwon Global Terminal(DGT)Consortiumは2021年に釜山新港のWest Container(西コンテナ)埠頭の運営会社に選ばれており、2023年7月から西コンテナ埠頭の第2-第5運用フェーズである30年間の運用契約に入る。運営会社は、第2-第5フェーズ、第2-第6フェーズ、およびフィーダーハーバーを統合することにより、6つのバース(岸壁)でターミナルを運営する予定で、これは、釜山港湾公社(Busan Port Authority)が発注する自動化装置を利用することによって最先端の荷役サービスを提供するためのターゲット・スマートポートである。
Dongwon Global Terminal(DGT)Consortiumと東遠エンタープライズ(Dongwon Enterprise)が発注したプロジェクトは、2022年4月に実施を開始し、2023年7月までに第2-第5フェーズターミナルで稼働し、2026年までに第2-第6ターミナルで稼働することを目標としている。これは大韓民国で初の自動移動装置を利用した全自動のターミナルオペレーティングシステム・プロジェクトであるため、特にCyberLogitecにとって重要なプロジェクトである。
CyberLogitecは、AI、IoT、ビッグデータ、ハイパーオートメーション、およびスマートポートに必要な最新技術であるデジタルツインを導入した。Dongwon Global Terminal(DGT)にスマート自動ターミナルオペレーティングシステムを実装することは、IoT、ビッグデータを含む最新のIT技術、数年に及ぶ知識と経験を取り入れると期待されている。
大韓民国で初の全自動ターミナルとして設計されたDongwon Global Terminal(DGT)は、低コスト、高効率のターミナル運用プロセスを追求した。これまでの国内のターミナル運用システムと比べて差別化された技術とプロジェクト手法を必要とする状況を考慮し、CyberLogitecは、生産性とシミュレーションにおける高度な機能の採用により、全自動ターミナルに最適化された運用プロセスを実装することによって、Dongwon Global Terminal (DGT)の運用効率を向上させると期待されている。
港湾事業部のJeong Min Son部長は「CyberLogitecは、韓国初の全自動ターミナルオペレーティングシステムのプロジェクトのために選定された。われわれは港湾/ターミナル物流ITサービス技術能力に専念し、このプロジェクトを通じて韓国の自動ターミナル運用技術を向上させる」と語った。
一方、CyberLogitecは、BNCT(釜山新港第2・第3埠頭)で韓国初の垂直自動ターミナルの移行を完了し、構築される自動ターミナルとの各種の技術協力を探求している。
詳しい情報はwww.cyberlogitec.com を参照。