Marathon du Mont-Blanc（マラトン・デュ・モンブラン）で、2,000名を超えるランナーが欧州最高峰の山道を力走

Golden Trail Series

2022-07-01 15:15 1586

2022年6月26日午前7時30分スタート、42㎞、2,540mD+

フランス、アヌシー, 2022年7月1日 /PRNewswire/ -- 6月26日（日曜日）に、2,000名に上る勇ましいトレイルランナーたちが集い、ゴールデントレイル・ワールドシリーズの第2戦であるMarathon du Mont-Blanc（マラトン・デュ・モンブラン）のルートとなる山道へと勢いよく駆け上がっていった場所、それが、モンブランの麓に位置するヨーロッパアルピニズムの中心的都市、シャモニーの中心部です。

La victoire de Jonathan Albon saluée par la foule à Chamonix !

トレイルの聖地、シャモニー

スタート前のスピーカーでも告げられていたように、シャモニー＝モン＝ブランは、冬季と並び、夏季のさまざまなアクティビティでも人気の都市です。その人気の秘密は、Marathon du Mont-Blanc（マラトン・デュ・モンブラン）2022に参加した2,000名のランナーに贈られたレースの舞台を見れば、たちどころに理解できるでしょう。トレイルランナーの走るリズムに合わせてどよめく興奮に包まれた谷間、壮麗なモンブランがその頂に君臨する美しい山々、息をのむようなパノラマを堪能できる見晴らしのよい山道…。これだけでも、すでに抗いがたいほど魅力的です。これに加えて、本年、ゴールデントレイル・ワールドシリーズの第2戦では、スタートとゴールの地点が初めて両地点ともシャモニー市内中心部に設けられ、さらに大興奮の観戦が約束されることとなりました。この素晴らしい機会は、実際に多くの観衆をひきつけました。6月26日の当日、シャモニーのスタート・ゴール地点や、ル・トゥールの通過地点である13km地点に設けられたファンゾーンには数万人もの観客が集まり、トレイルランナーたちへ声援を送りました。

新機軸の勝者たち

今回のMarathon du Mont-Blanc（マラトン・デュ・モンブラン）2022で表彰台の頂点に立った二人のランナーは、まったく新たな勝者と呼んでよい2選手でした。男子のレースを制したのはJonathan Albon（Team The North Face、イギリス）で、女子では、Sara Alonso（Team Salomon、スペイン）が5月のZegama（ゼガマ）での第3位に続いてトップを獲得、非常な好調ぶりを再び示しました。また、ゴールデントレイル・ワールドシリーズ第2戦の本レースでは、アフリカ人ランナーの存在感も光りました。レースでは、Elhousine Elazzoui（Team Pini Mountain Racing、モロッコ）、Robert Pkemboi Matayango（Team Sky Runners Kenya、ケニア）、Petro Mamu（Team Scarpa、エリトリア）の3選手が、最後数kmの地点で失速するまで、長時間レースを引っ張りました。3選手はそれぞれ、第4位、第6位、第13位でレースを終えました。

次なる目的地、ノルウェー

第2戦となる本レースの後、ゴールデントレイル・ワールドシリーズは、シリーズとして初めて、8月6日に開催されるla Stranda Fjord Trail Race（ストランダ・フィヨルド・トレイル・レース）を目指し、ノルウェーへと向かいます。

結果

男子

1 – JONATHAN ALBON（イギリス – THE NORTH FACE）：03:35:20（+200ポイント）

2 – DAVIDE MAGNINI（イタリア – SALOMON）：03:39:41（+176ポイント）

3 – RUY UEDA（日本 - RED BULL）：03:40:42（+156ポイント）

4 – ELHOUSINE ELAZZAOUI（モロッコ – PINI MOUNTAIN RACING）：03:43:19（+144ポイント）

5 – THIBAUT BARONIAN（フランス – SALOMON）：03:47:27（+136ポイント）

女子

1 – SARA ALONSO（スペイン – SALOMON）：04:14:49（+200ポイント）

2 – CAITLIN FIELDER（ニュージーランド – SALOMON）：04:20:21（+176ポイント）